#57 コロナを遠ざけようとするほど、自分の首を絞めることになる
上のスライドを見てほしい。
コロナを怖い病気と考え続けると、とにかく遠ざけようとする。対策を徹底・徹底しようとする。過剰な感染対策をする。(いや、無意味な感染対策と言ってもよいかもしれない。)
では、いざ罹った時にどうなるか。それをぜひ想像してほしい。
コロナに罹った方は、「自分の対策がなっていなかった」ことを責める。自責の念を生む。「ごめんなさい。」と何度謝ればよいのか。自分もたくさん謝ってきた。謝り倒した人をたくさん見てきた。それを見るたびに、なぜ風邪を引いただけでこんなに頭を下げなければいけないのかと思う。
また、コロナを怖がれば怖がるほど、いざ罹った人を「無意識にも」差別する。無意識にというのがまた難しいところだ。
いずれにしても、早くこのカラクリに気づいてほしい。
まじめな大人なほど、感染対策を徹底し、自責の念が増すことになる。自分で自分の首を絞めることになる。そして、純粋な子ども達ほど、この悪循環に陥る。
ほどよく対策をし、毎日を楽しく過ごすこと。よく食べ、よく寝て、よく運動し、そして手洗いをすること。よく笑うこと。健康はコロナだけじゃない。人の生活はコロナだけじゃない。
風邪を認めよう。風邪をひくのは誰のせいでもない。寛容な社会を目指そう。
コロナを遠ざけようとすればするほど、自分の首を絞める。それに気付いてほしい。