#123 コロナに奪われた葬儀
こんなに勇気のある方がいらしたのですね!
その行動ももちろんなのですが、背景にある考えの深さに感動しました。
(以下抜粋)
要望に対して、想定される状況を経験と実績に基づいて検討し、最良と思われる提案をして、相手の判断を仰ぎ、場合によってはその判断が妥当かどうか意見をし、実現のためにはどうすればいいかをケースバイケースで考えるといった、細やかな対応こそが我々の仕事です。要望を聞いて応えるだけでなく、こちらの都合を押し付けるのでもなく、相手の立場に立って必要なプランを作り上げていくことができてこそ、葬儀業者として存在する価値があるのだと思います。
できるかできないかではありません。とにかくやるのだという姿勢と誠意を見せることが弔いです。
葬儀を行い、人の死に向き合うことは、世間体のためでもなければ単に道徳的な問題でもありません。遺された人がその後いかに生き、自分の人生を大切にするとともに、人の人生も思いやれるようになるための、重要な教育、経験の機会でもあるのです。
これが本当のプロですよね。医療職も、他の職種もみなそうだと思う。
行動してのサービスの裏にある、葬儀という行為への思い。亡くなられた方への思いやり。そして、生あるものへの希望。
大切なものを教えていただきました。ありがとうございます。