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第39回 エプソムC(GⅢ) 東京芝1800m~レース展開、ペース考察~

おはようございます。今日もご覧いただきありがとうございます。
今回はレース展開、ペースについて考えてみたいと思います。

展開のあやは逃げる馬がどんなペースでレースを進めるかに大きくかかってきます。基本素人なので今回も主観による話になります。データーは一切参考にしていませんのでご了承を。使用しているのは出馬表とレース映像、パトロールVTRぐらいです。

 さて今回のエプソムカップ。先行しそうな馬を考え見ると出馬番号の若いほうから行くと、コルテジア、ノースブリッジ、トーセングラン、トーラスジェミニあたりが逃げ先行しそうな感じですね。その後ろにつけるのが、ダーリントンホール、ヤマニンサンバあたりが中段でレースを進め、後方からシャドウディーバ、タイムトゥヘブン、ガローアクリーク、ハッピーアワー、ジャスティンカフェ、サダルが後方待機でしょうか?レースの順列はこんな感じになるかと思われます。私の勝手な憶測になります。

 次はペースですが、4頭の先行馬の中で絶対逃げなければ能力が落ちてしまうような馬は見当たりません。2番手でも競馬ができる馬ばかりです。がその場合は騎手で見ていきます。先行、逃げ馬の騎手はそれぞれ、三浦皇成、岩田康誠、田辺裕信、原優介の4騎手です。どの騎手が逃げてもそんなにペースは上がりそうもない感じがします。競りかける騎手もいないような気がしています。しいて上げれば岩田康誠騎手かなとは思っています。地方出身騎手ですからハングリー精神は他の騎手とは一味違うかなと。あとは馬の状況です。

コルテジアは2年の長期休養明け、無理はしないと思います。おそらく無事にレースを終えてくるのが最優先かと思っています。

ノースブリッジ、前走逃げて強い勝ち方で勢いがありそうです。ただ出遅れたら馬券県外かと思われます(前々走のような感じの大敗かも)。

トーセングラン。逃げたら一流の田辺騎手?です。逃げたら怖い騎手というイメージがあります。いつかのロゴタイプが2回目に勝った安田記念。そこまで成績がパッとしなかったと記憶に残っています。スローに持ち込んで1600mを人気薄で逃げきっていますからね。今回は条件戦を連勝して一年の休養明けの前走新潟大賞典を叩いての臨戦態勢。人気もなさそうですし一発があるかもしれません。穴党には最高の条件が揃っています。

最後にトーラスジェミニ。斤量が58キロを背負わされていますし、近走甘い状態が良くなさそうです。昨年の七夕賞を勝っていこうパットしません。ちょっと狙いづらいかなと思っています。ということでスローで逃げ馬がのこるてんかいだったら、トーセングランが面白そうですね。堅実にいくならノースブリッジ。いづれにしろ逃げ先行勢ではノースブリッジ、トーセングランが良いかなと思っています。

次に中段勢ですがダーリントンホール、ヤマニンサンバです。

ダーリントンホールの状態はそんなに悪くないと思われます。前走3着、1,2着は最高峰にいた2頭で決まったレースを中断から伸びての3着。強い内容ですが勝ちきれない。前々走もオープン特別2着。勝ち切れていない。ただ、昨年の富士S(東京芝1600mG2)組の今年の活躍は目を見張るものがありますね。1着のソングライン、ドバイで優勝、今年の安田記念(G1)を勝っています。3着の今回も出走しているタイムトゥヘブン。ダービー卿C(GⅢ)を勝っています。5着のダーリントンホール、7着のサダルも今回出走していますが京都金杯(G3)を勝っています。他では、11着のロータスランドが高松宮記念2着とG1で好走するなどレベルが高かったレースだったのではないでしょうか?今回はダーリントンホールが勝つ順番が回ってきたのかもしれません。ペースが平均ペースで流れれば可能性は大かと思っています。

そしてヤマニンサンバ。前走の勝負根性を見るとちょっとやそっとではくじけない魅力の持ち主かもしれません。それも格上の馬たちとの一戦でひるまず堂々と狭い隙間をぬってきて、不利を受けながらも最後は豪快な豪脚を披露。G3程度なら通過点になるかもしれないような豪快なレースをしそうな予感をさせる馬だったと思います。騎手はトップジョッキーの川田将雅。騎手の思惑としてこの馬の適正からして秋の天皇賞を視界を良好にできるかのレースかと思っています。

さて最後に追い込み馬たちでが、今回の先行馬の顔ぶれを見ると最高峰からのレースだとちょっときついかもしれませんね。能力が足りるかまたはほかの馬より抜けているかどうかという判断になるかもしれません。さてシャドウディーバ、タイムトゥヘブン、ガローアクリーク、ハッピーアワー、ジャスティンカフェ、サダルが後方待機馬たちです。

最近のレース内容を精査してみると、ハッピーアワーは近走の状況から能力がちょっときつい感じがしますね。

シャドウディーバも展開が左右されるレースをしています。前半の展開が早くなる前傾傾向になるレースが予想されれば追い込めるかなと思っていますが、今回はスローからの前に行った馬を差し切れる能力があるかどうかという判断が大事かと思っていまっす。簡単に言うとレース展開に左右されるかということですかね?

そうみると、前走勝ちに行って大敗したガローアクリークもちょっと展開がきついかなと能力的にどうかなという部分もあります。

タイムトゥヘブンも同じで展開が向けばという条件になるかと思います。ここ2走は展開がはまった感じがして馬券圏内に入ってきています。能力だけで後方一気は難しいのではないかと思っています。

ザダルは京都金杯のレースを見る限り57.5キロを背負って逃げ馬が馬券に残る展開を追い込み切っての勝ち星を挙げています。さすがのザダルかと思いましたが、前走のダービー卿Cでは展開があっているにもかかわらず不発。58キロが堪えたのか?馬の気分がのらなかったのか?古馬になってからは2000m未満だったら堅実に走っていましたが不可解なレースでした。

最後はジャスティンカフェです。この馬の前走、前々走と条件戦ではありますがレース展開を見ると能力で勝ち切っている感じがします。特に前走は逃げた馬が2着に残る展開を最高峰2番手からノーステッキで3馬身突き放しています。上りも33秒を切る32.9(レース上がり34.3)で上がってきています。ただ大敗したのが唯一重賞で出走したアーリントンカップが13着。その他条件戦は馬券圏内を外していない堅実な走りをする馬。パトロールVTRを見てもまだまだ粗削りでまっすぐ走っていない馬ですから、まだまだ成長の余地を残している馬。完成するのはまだ先な感じがしています。もしこのレースで後方からの馬を買うとしたら、ジャスティンカフェかもしれません。ただ不安は初の1800m。逃げ馬じゃないからおそらくこなしてくれるはずです。血統から見ても父エピファネイヤ、母の母もギミーシェルターも1800mでは勝ち星を挙げているので問題ないかと思っています。その母もオークツリー。長距離血統のリアルシャダイの血が混じっています。昔ながらの競馬ファンなら奥ゆかしく感じる血統背景を持っています。エピファネイヤの血統背景もすごいですよね。父シンボリクリスエス、母シーザリオ。何も言うことがない血統背景。エピファネイヤもクラシックは菊花賞1冠に終わっていますが、古馬になって勝ったジャパンカップのレース。強かったの一言でした。メンバーを見てみると、2着ジャスタウェイ(天皇賞秋、ドバイターフ、安田記念)、3着スピルバーグ(天皇賞秋)、4着ジェンティルドンナ(ジャパンカップ連覇、ドバイシーマクラシック)、5着ハープスター(桜花賞、札幌記念)などほかにもG1ホースがずらりとそろったレースを4馬身差のレース。ここは楽しみな1頭になってほしいです。

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