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【テクテク小旅行】新潟・山形・秋田一周の旅
諸々のプレッシャーに負けてしまい元気がでない日々だったので、文化の日を起点に5連休を取得した。
こういうとき、普段は家で静かに読書をして過ごすのが通例なのだが、最近はテクテクライフという位置ゲーを遊んでいることもあり、1泊2日の小旅行に出ることにした。
テクテクライフについては以前記事を書いたのでそちらを参照してほしい。
地図を埋めるのが主目的になるので、観光というよりもできる限り多くの路線に乗って移動することになる。そして夜は温泉に浸かってゆっくりして帰ろうというのが今回のプランである。
目的地は羽越本線の終着点である秋田にした。テクテクライフのスタンプラリーのひとつだが、新潟・山形・秋田の三県にまたがる長い路線なのでこの機会にクリアしてしまいたい。
初日(11月3日)
新潟 → 山形
往復同じ路線だと面積が稼げないので行きは高速バスで山形市を経由することにした。
朝8時、まれに通り雨が降るものの概ね悪くない天気の中新潟駅を出発。乗客は5人ほど。4列シートの狭い座席だが隣の席に同乗者がいるわけではないので苦痛ではない。
新潟県関川村から山形県小国町へ。岩船ダムを通過するルートで山間部を行く。タイミングよく紅葉の季節だったので景観が見事。
テクテクライフとしては県境にある超巨大街区を現地塗りできておいしい。
途中、小国町にある道の駅で休憩が入る。あゆの塩焼きとともに玉こんにゃくが売っていた。玉こんにゃくは卵ほどの大きさのこんにゃくを醤油で煮たもの。ヘルシーで美味しいのだが時間の都合で断念。
山形 → 左沢 → 山形
3時間半で山形駅に到着。そのままローカル線左沢線に乗車。片道45分ほどの路線で面積を稼ぐ作戦。
ここでトラブルが発生。何も考えずにSuica で乗車したのだが、山形県内の駅は基本的にSuica は使えないとのこと。乗務員に事情を説明し相談すると、清算は山形駅でしかできないとのこと。幸い乗るためだけに利用した電車だったのでそのままとんぼ返りして事なきを得る。秋田もSuica は使えないとのことなので気をつけることにする。
山形 → 庄内 → 横手 → 秋田
本日の目的地である秋田を目指す。
まずは山形新幹線で庄内へ。
新幹線の線路が見当たらず怪訝に思っていたところ、なんと山形新幹線は在来線と同じ線路を走るミニ新幹線とのこと。車両の見た目は新幹線そのものだったが確かに一回り小さかったかもしれない。扱い的には特急列車と同じになるのかな?
1時間ほどで庄内に到着。庄内からは奥羽線に乗り換えて横手経由で秋田駅へ。
庄内横手間は県境なので街区が大きく、数千から数万EXP の街区が複数あって美味しい。
こちらも紅葉が見事だったが、製材所の脇を通るなど林業が盛んなようで針葉樹も多くまだら模様の景観。
横手・秋田間は陽が落ちてしまったこともあり、特筆することもない。
庄内から2時間半で秋田駅に到着。
今日一日で9時間は移動していた計算だが、最初の高速バス以外は在来線だったので立ち上がってストレッチすることもできてそれほど疲れずに過ごすことができた。
ルートイングランティア秋田
駅ビル内の食堂で比内地鶏の親子丼と蕎麦をいただく。
卵が濃厚な分、味付け濃いめ、鶏肉も炭火の香りがして全体的にこってり。美味しゅうございました。
秋田駅は初めて利用した。駅ビルや商業施設が整備されていて便利だと思う。新潟だと万代エリアがあるが、微妙に歩かないといけないのが難点。
その万代エリアに相当する場所には久保田城跡があり、広い公園が整備されている。
県立美術館や市立図書館が集まっていてこれも便利そう。新潟はあっちこっちに分散してしまっているのが本当に不便。
そんな感じで散策した後に、駅前のビジネスホテルにて一泊。
本当なら乳頭温泉まで足を伸ばしたいところだが、秋田駅からさらに距離があるうえに公共交通機関の便が悪いので断念。
このホテルは天然温泉のスーパー銭湯が併設されていて宿泊者は無料で利用できる。
朝食付きで7100円だったので悪くない選択肢だったと思う。
二日目(11月4日)
秋田 → 八郎潟 → 秋田
本当は男鹿線に乗って男鹿駅まで行き、スタンプラリーをクリアする予定だったが、電車の時間を勘違いして乗れず。
仕方がないので奥羽線の八郎潟駅まで行って帰ってくることにした。
男鹿駅までの切符が770円を買っていたのだが、八郎潟駅の駅員が八郎潟駅までの運賃510円で精算してくれず(そういうもの?)。Suica が使えればと思わずにいられない。
住宅街の路線で、平日の午前中ということもあり乗客はそこそこ。
ジュンク堂、宮脇書店
急に見出しに書店の名前が出てきて困惑すると思う。すみません。
帰りの電車まで時間があったため時間潰し。
こういう時私は地元の書店を覗くのが好きだ。
本屋なんてどこも一緒でしょと思うかもしれないが豈図らんや、大きい書店でも意外と品揃えや陳列の仕方が異なっていて、見ていて楽しい時間が過ごせるものである。
郷土史や地方出版社の本などはその土地でしか流通しない場合もあり、チェックが欠かせない。
駅近くの大きい書店が見出しの2店舗だった。
売り場面積は宮脇書店の方が大きいようだが、雑誌や実用書がメインの品揃えで、棚も小さい。
私は単行本や専門書もチェックしたいので、私が地元民として普段使いするならジュンク堂の方が好きだ。
昨日の夜ご飯を食べた駅ビルで今日は昼ご飯に稲庭うどんをいただく。
新潟に住んでいるせいか旅先に行っても魚介類や和牛といった豪華な食事にはそそられない。
それよりも蕎麦やうどんが名物の方がありがたい。
さてその稲庭うどんだが、うどんにしては細めの麺でひやむぎよりやや太いくらい。噛むと強いコシを感じるが、喉越しはつるりとしていて美味しい。
深く考えずにメニューの左上を頼んだら冷やで出てきたが温かいのでも食べてみたい。
秋田 → 新発田 → 新津 → 新潟
帰りは特急いなほを利用する。
本当なら新潟駅まで一気に行けるのだが、それだと新発田・新潟間が白新線になってしまい、羽越線のスタンプラリーが終えられない。
少し遠回りだが、新発田駅で乗り換えて新津駅を経由して新潟駅に向かうことにする。
駅ビルで売っていたスイートポテトとスタバのブラックコーヒーをお供に乗車。スイートポテトといえばローソンでたまに売っているかわいやの窯焼ポテト。売っているのを見かけると必ず買ってしまうのだが、あれに匹敵するくらい美味い。
あっという間に食べてしまった。
3時間で新発田駅に到着。乗り換えに50分かかったこともあり、そこから新潟駅まで2時間かかってしまったがなんとか到着し、帰宅。
お疲れ様でした。
次回
来月頭を逃すと2月になる可能性が高い。
候補としては仙台、会津若松、東京、金沢、長野だが、気軽なのは会津若松か?
テクテクライフ的には長野の山間部がおいしそうだけどどうなんだろう。
でもその前に近場の路線や新潟市名所スタンプラリーを終わらせたい。(新潟市名所スタンプラリーに新発田市が入ってるの納得がいかない)