ひと安心?
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最初の記事をどうするか、けっこう悩んだ。
コンサートの1曲目を何にするか迷うみたいな。
たとえばサカナクションのライブであるとして(筆者はサカナクションが好きである)並々ならぬ決意を表明するのであれば“アルクアラウンド”がオープナーであろう。ともすれば時代錯誤とも受け取れる、しかし祝祭的な音楽性をアピールしたいのであれば“Ame(B)”かもしれない。“朝の歌”で、ダンサブルな楽曲群とは裏腹に彼ら/彼女らの作品に通底する、ダークだがどこか希望を感じられるような世界観に引き込むことだってできる。(ちなみにこれらは全て筆者が行ったライブの話)
とにかく、1本目の記事というのは、そういう類のものなのである。自分はこういう人間だということがわかるかどうかや、継続して読みたいと思わせるような工夫とか、きっと盛り込むべきことはたくさんある。
私が意識したことは、そういったことではなく、なぜブログを始めたのかという動機を明らかにすることだった。いや、全然明らかになってないし、今後もぶれていく予定だけど。
それは、自身に対する励ましであり気休めであり牽制であり呪いである。
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ということで、迷ったのか迷ってないのかビミョーな時間をかけて最初の投稿をしてからというもの、次はこれを書こうかな、あれも書きたいな、といった気分になってきた。これは間違いなく喜ばしいことだ。日々をほとんど徒に過ごしているような自分の中にも、意外にも発信したいことがあったのだということを発見したのだ!これはすごい。
良い1日。まだ自分やれますって気分。