美術検定って、どんな資格?
1つ前の投稿「美術検定を学んでみることにしました。」では、美術検定を受けてみるきっかけと、学び方について書いてみました。ところで、美術検定ってどんな資格なの?ということで、公式サイトを中心に美術検定について調べてみました。
何級からあるの?
4級から1級まであります。基礎知識からないことを自覚しているので、4級からコツコツ受けることに。ちなみに、ある程度知識があるかたは、レベルチェックテストがあるようです。
少し先の見通しをつけておくために1級までの道のりを少し調べてみました。美術史を理解しようと思うと、やはり日本史や世界史の理解もいるので、そちらの勉強もする機会にできそうです。2級になるとさらに「美術鑑賞の場」についての理解を深めるという視点が足されるようです。
4級<アートを楽しむ>
西洋美術・日本美術の基礎知識として、代表的な作品や作家を知る。
3級<アートの歴史を知る>
西洋美術・日本美術の基礎知識に加え、動向や形式など美術史に関わる概念を理解し、歴史的な流れを知る。
2級<アートの知見を広げる>
美術に関する幅広い知識を持ち、美術史に関わる様々な概念を理解する。また美術鑑賞の場の役割や現状を理解する。
1級 アートナビゲーター<アートを伝える>
美術に関する幅広い知識・情報をもとに、美術作品や美術をめぐる動向について自身で解釈・思考ができる。
美術検定は、何点で合格がもらえるのか?
2級までは60点で合格、1級は一定の基準に達すれば合格になるそう。受かるだけだったら、60点で良いですが、「寄り道 美術検定」をする身として80点以上を目標にがんばってみたくなりました。
4級・3級・2級の合格のめやすは、正答率約60%です(受験者全体の正答率によって変動します)。
※2級は美術史問題と実践問題、それぞれ約60%の正答で合格となります。
1級は一定の基準に達すれば合格です。
いつ、美術検定を受けることができるか。
4級はなんといつでもオンラインで受けられるようです。3級以上は、2021年2月には公開されるようなので、「美術検定 受験要項」をチェックしてみてください。
美術検定4級を受験するために用意するものは?
美術検定の出題範囲・参考図書のページを見てみると、1級まですべてで必要な書籍がまとめられています。すべてが載っていることが便利な反面、4級時点でどれをそろえたらよいかわかりにくいページでした。すべてを知っている人が頭の整理には良いですが、想定読者別にページを設計したほうが親切なのにな。というわけで、買うべき本として正解かは不安はありつつ、以下の4冊を用意することにしました。不足していたら、追って買い足します。
これに加えて、1級まで使える日本美術と西洋美術の図録もあると良さそうなので、準備をすることにしました。
中古の本も一定出ているようですが、書き込みありそうなので、新品を買うことにしました。さきほど申し込んだので、近日中に到着予定です。さー、はじめていこう。今日はこのへんで。