通信制大学ってどんなところ?という話vol.3
こんにちは!
通信大学生ふりおです。
今回は、通信制大学ってどんなところ?第三弾として、
実際に学生生活を送ってきた中で感じたことについてお伝えします。
私立大学(文系学部)を卒業し、現在は通信制大学に在籍しているという立場から比較してみたいと思います。
単位取得の難易度は?
個人的には、通信の方が難しいと感じています。難しいというよりは、手間がかかる・大変という言い方の方が正しいかもしれません。
その理由として、
〇レポート+科目修得テストで単位取得を目指す場合、出席点などの救済措置が一切ないため、誤魔化しが効かない。
〇レポート、テスト共にそこそこ難しい。
〇レポートは手書き提出なので(大学による)、とにかく労力が必要。
といった事柄が挙げられます。
もちろん大学・学部・文理の差があるので一概には言えませんが、
”授業に出席してレポートさえ出せればとりあえず単位はもらえる”というような、いわゆる楽単はほぼ無いといえるでしょう。
ですので、大卒資格が欲しいだけで、特に学びたいものはないというような人は通信制大学は向いていないと思います。
学生はどのような人が多い?
通学制では、ほとんどの学生が10~20代ですが、
通信制では、まさに十人十色といった感じです。
高校卒業後に進学した人、大学を中退した人、社会人として働きながら学ぶ人、主婦として子育てや家事と両立している人、他教科・他校種の免許取得を目指している現役教員の人…などなど。
特定の年齢や職業の人が多いといったことはないと思います。
皆さんに共通しているのは、自ら望んで学んでいるという自覚です。
ですので、私の主観では、スクーリング(対面授業)で寝ている人、スマホに夢中になっている人は通学制と比較すると圧倒的に少ないです。
グループワークなどをする際も、意欲的な方が多いためか、充実したものになりやすい印象です。
通学制大学でも、勉強量が多く、受験生より大変だという声を聞いたことはもちろんありますが(医療系、栄養系、理工系、短大など)、多くの文系大学生より大変なのは間違いないと思います。
文系大学生の皆さんごめんなさい(笑)
どういう先生が授業を担当するの?
〇通学制学部の教授
〇通信制学部の教授
〇非常勤、もしくは他大学からの講師
大きく分けるとこの3パターンかなと思います。
通信だからと手抜きする先生はほとんどというか、未だに出会ったことがありませんし、そういった評判を聞いたこともないです。
2020年度から急遽導入されたZOOMやGoogle classroomなどのオンラインコンテンツに上手く対応できず、結果として不十分な学びになってしまったことはありましたが、こちらに関しては、通信・通学問わずに直面した問題だと思いますし、今後解消されるはずです。
むしろ、こちらから積極的に問い合わせると、ありがたいことに非常に有益なご指導を頂く場合がほとんどです。
いかだだったでしょうか。
通信制大学でのより具体的な学びのイメージができたでしょうか。
通信制ということで、偏見を持たれる方も少なくないでしょうが、中で学問に励んでいる学生と、それに向き合う先生方は本気で取り組んでおり、通学制にも引けを取らない熱量であると感じております。
Twitterでも情報発信しているので、通信制大学に関して興味を持たれた方はチェックしてみてください!
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