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#雑記
この一線を越えたくて
たとえば恋人に振られたとして、その瞬間はめちゃくちゃ悲しかったとしても、翌朝にはその人のことを嫌いになって、もう次の恋をしている。これまではそんなパターンが多かった。
今回、恋人と別れ話が浮上した時も、最初こそこのまま崩壊するんじゃないかってくらい泣きじゃくったけど、数日もすれば平気になっていた。さすがに嫌いにはなってないけど、求める気持ちもほとんどなくなって、次はどんな人がいいかな、なんて
「他人の人生にまで口出ししてくんな、クソババア」と、私は口汚く罵って見せた。
自分に出産願望がない(というか、むしろ拒絶レベル)ということを自覚してから二十代前半までは、そんなことを考えるのは自分くらいのものだと思っていて、どことなく日陰を生きているような感覚があった。
だけど、勇気を出してそんな自分をオープンにしてみたら、「私もよ」という答えが返ってくることもけっこうあって、そのうち隠さなくなった。
能面、ときどき、満面の笑み
うれしい、とか、たのしい、とか、そういう感情表現が乏しいことを、長年責めてきた。
きっかけはたぶん、祖母から言われた「あんたは可愛がり甲斐のない子やな」というひとこと。私には三歳年下の弟がいるのだが、その弟を引き合いに出して「この子みたいにもっと可愛く喜びなさい」と言われた。
幼かった私は、「弟みたいに喜べるようにならないと、(お金とか愛情とかいろんなものが)もらえなくなる」と危機感を抱い
後輩の家にいるはずなのに
先日、結婚ほやほやの後輩宅にお呼ばれしてきた。事前に「お菓子、何を用意しましょうか」と聞いてくれたので、プリンをお願いしてみた。
梅田でランチをしたあと、ぱんぱんになったお腹を抱えて軽くショッピングをした。それから一緒に後輩宅へ向かう。
ソファに腰かけると第一声で「プリン食べますか」と聞いてくれる。もう食べてほしくて仕方ないといった感じで、ずいーっと身を乗り出してくる。
笑顔がひきつる理由(わけ)
いつからか、笑うときに頬のあたりがひきつれるようになった。笑顔を褒められることが多くて、自分でもそこがチャームポイントだと思っていたのに、いまは笑うときにいちいち緊張してしまう。
もっとみる自費出版社の大手から電話がかかってきたのでぶっちゃけた話を聞いてみた
自費出版の大手から電話がかかってきた。聞くと、十年くらい前に送った原稿を発掘したとかで、久しぶりに連絡をしてみようとなったのだという。
どうせ自費出版の勧誘だろうと思いつつも、書き始めたばかりの頃の拙い原稿を残しておいてくれたのかとちょっぴり嬉しくなった。