ほぼ1週間、夫婦ドライブ旅〜9/6 金沢は地方都市の女王だ!
前回までのあらすじはこちら!
前述のとおり昨晩は能登の果てにいた我々は、このために素泊まりにした輪島の朝市に向かう。
朝市を存分に楽しんだのち、大都会の金沢へ。
前置として、金沢はすごい。いろいろな人に「金沢に行く」というと「金沢はいいよお〜〜・・・」とうっとりする理由がわかった。何がいいとかじゃない、うっとりする良さがある。個人的な感触として日本の地方都市で一番のパワースポットだと感じた。
昼飯を探しに市場に入ると平日にも関わらずの大賑わい。どこも待ちが出来ていて、「美味しいものを食べるぞ!!!」という人間のエネルギーが充満していて、さっきまで最果てにいた私は徐々にパニックを起こし、夫が「ここにしようか?」というお店に入ろうとするたびに「いやだ!ここじゃない!」という突発的イヤイヤ期に突入。(クソ面倒な中年)
しかし私の扱いが誰よりうまい夫は「一度お外に出ようね」と市場の外に連れ出してくれ、私が気を取り直したのを見計らい、待ちのないステキなおでん屋に連れ込んでくれ事なきを得た。こういう時、すでに私はこの人に介護されているのではないかという気持ちになる。頂いたおでんやイカ焼きなどは最高で、もうそこからは絶好調になった。
金沢について誰かにプレゼンするなら私はこう言う。「街の核となる中心に文化的な建築や多くの緑、公園や庭園があり、通りには古い建築がずらりと並び、神社も庭も歓楽街もルイヴィトンも共存している。楽しみ尽くすなら1週間は欲しい。」
兼六園も美術館も公園も行きたかった。時間が足りない!
ちなみに金沢はとても雨の多い地域らしく、年間半分が雨だという。なので洗濯物が本当に乾かないらしい。加湿器の存在を知らなかったという話も聞いた。だからなのか、途中見事に晴れた割に「雨とか曇りの方がこの街は似合うねえ」と2人で話した。
昼は文化的でスマートな顔、夜は繁華街のザワザワした顔。歩いているだけで英気が養われるような、不思議で魅力的な街だった。また必ず行きたい。
翌日は崖の上からクマ注意のサービスエリア、そして最後の着地点下呂温泉へ。次回、おねんねして待て!
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