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3/21〜3/27の鶴川落語会

先週は雨の多い一週間でした。雨の降り方を見ていると、冬の終わりをしっかり受け止めることができます。春は春で皆さん、お忙しいのではないでしょうか。私も春は毎年なぜかバタバタします。疲れを溜めないように、うまく発散しながら乗り越えたいと思います。

さて、先週の鶴川落語会は、いろいろてんこ盛りな一週間でした。賛助会員様に次回の落語会のご案内を発送したり、会計の整理をしたり、理事会の日程を考えたりと、NPO法人としての活動もありましたが、合間を縫っていくつかの落語会へ伺いました。

その中でも、21日の鈴本演芸場「真打昇進披露興行」は、この先記憶に残るであろう会でした。

蝶花楼桃花パネル

私が伺ったのは、大初日の春風亭ぴっかり改メ蝶花楼桃花師匠。祝日、大初日、そして桃花さんの人気と人徳で満員御礼。たいへんおめでたい席に立ち会えたこと、しみじみ行って良かった〜と思っているところです。

後方の席に座ったので、実は演者さんのシルエットしか見えていないという・・・夕方以降、目が厳しい年頃です。もっと前に座れば良かったと、途中で少々後悔しました・・・。

細かなところが見えていなくても、口上ではもらい泣き。まさか、小朝さんに泣かされる日が来ようとは思いもしませんでした。心から、おめでとう。サービス精神が盛りに盛られた桃花さんらしい披露目を楽しみました。



そして昨日27日(日)は、三遊亭遊かりさんの独演会へ。こちらは裏方の仕事で参加しました。

三遊亭遊かり独演会チラシ

私は、受付周辺(の中のひとり)と楽屋担当。江戸博の小ホールは何度か経験していましたが、大ホールは初めて。慣れないホールは緊張します。結果的に、とても良いホールでした。大規模改修工事で3年も閉まるのは、残念です。

遊かりさん、この日を迎えるまで、本当にいろいろたいへんだったと思います。大師匠の小遊三さん、師匠の遊雀さん、音曲の小すみさんのお力も借りて、温かく良い会になり、二ツ目としての残り4〜5年?6年?に、さらにエンジンがかかったのではないかと感じています。傍で見ていて、彼女のタフさには驚かされます。あんまり年齢のことは言いたくないけど、体のメンテナンスも大事な年頃です。ここからはとにかく健康に留意してもらって、元気に真打を迎えてもらいたいと思っています。

ご来場のお客様の楽しそうな様子が嬉しく、終演後は感謝の気持ちいっぱいでお見送りしました。お客さまの応援が何より力になると思います。どうぞ、今後も走り続ける遊かりさんを、よろしくお願い申し上げます。

三遊亭遊かり独演会10演目

寄る年波には勝てぬと思っていた今日この頃ですが、遊かりさんを見ていて、まだまだ鶴川も頑張らねば!と思いました。グチグチこぼしてばかりの自分を大いに反省。頑張ります。

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