『ピース・ピース』本番迫る。(1/27!)
いよいよ今週1月27日(土)より#39『ピース・ピース』が開幕します。札幌演劇シーズン2024冬の、トップバッターです。
「冬」に開催される最後の札幌演劇シーズンとなります。
12年前、最初の演劇シーズンには出演者で参加しておりました。そう思うとちょっとだけ感慨も湧いてきます。
先日劇場のコンカリーニョで稽古してきました。公開稽古で、一般の方も見学可能でした。淡々と、いつものように稽古したのですが、もう少し盛り上がりを見せた方が…とか少しだけ反省しました。
今回の目玉でもある、アーティスト藤沢レオさんの手による「椅子」が届きました!早速稽古で使っています。レオさんの椅子が配置された空間は、不思議な静謐さに包まれます。
『ピース・ピース』は母と娘の物語です。
親子とか、家族とか、少しでも心に引っ掛かりや忘れられない何かがある方は、ご覧いただけると不思議なピース・ピース(PEACE PIECE = 穏やかな欠片)が胸に残る筈です。
当日ご来場いただける方にお渡しするパンフレットに文章を書きました。800字でも長いと言われるのに、1600字になりました。
家族のことを考えるとどんな感情が湧くでしょうか。けして、ポジティブな感情だけではないと思います。ネガティブな、自分だって抱えたくない、出来るなら手放したい、出来るなら赦したい感情が湧く人だって少なくないと思います。
そうした感情には悲しみが薄いレイヤーとなって積み重なります。ネガティブな思いを抱いてしまっていること。未だ捨てられないこと。割り切れないまま大人になってしまってること。そんな自分が嫌になること。さまざまな感情が何重にも重なり封印となって、胸の奥に塊として存在する。
そんな塊を抱えた方にぜひ観ていただきたい作品です。舞台です。
塊になってしまった想いを祓い、浄化はできなくても別な何かに変換できるように。
一緒に劇場で過ごすことが、特別な70分になるような、そんな舞台になっています。
ご予約、まだまだ受付中です!
どの回もご予約可能です。
ぜひ一人で、お友達と、恋人と、家族と、お越し下さい。