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PEACE PIECE

弦巻楽団#39『ピース・ピース』、昨日無事に全10ステージの上演を終えました。
吹雪いた日もありましたが、毎日少なくない当日券をお求めのお客様が来て下さり、励みにコツコツ公演を続けることができました。ありがとうございました。劇場スタッフの皆様、札幌演劇シーズン実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。

ちょっと実験的なことしたいんだ〜と呼びかけて(当時・気軽に)集まってくれた3人の出演者には感謝しかありません。騙し打ちみたいな呼びかけだったな…今思うと…。初演からわずか13ヶ月での再演。しかも10ステージ。しかも客席数も舞台空間も倍以上の大きさとなるコンカリーニョで!

3人はこの用意された大舞台で見事に上演を果たしたと思います。

観てくださった方はお分かりのように、本当に何もない舞台でした。袖幕もなし。椅子以外は照明機材があるだけ。黒い壁、黒い床、膨大な闇としての空間…。

その中に10ステージ3人は立ち続けました。
役柄に没入することも許されない取り組みの中で3人はお互いを尊重し、支え合うことで舞台を務め上げてくれました。

偶然集まった3人でしたが、バランスの良い、創造性豊かな3人でした。ネガポジのバランスというか、相性が絶妙でした。この3人でいけるな。そう思った1年半前の自分も、ここまでやり遂げるとは想像つきませんでした。

さまざまな感想をいただいてます。
深く刺さった方もいれば、そうでもない、全然響かないという方も。弦巻の作品の中で一番好き、と言ってくれる人も。深く対話できたと思える感想が多かったのも嬉しかったです。
ご自分の母親との関係性やについて語ってくれたり、年配の男性の方から「自分は娘とのコミュニケーションを妻に任せきりにしていたので罪悪感を感じた」なんて感想も。
全部参考にしてます。励みにしてます。

実は『ピース・ピース』は終わりではありません。
3月末に道東の置戸町で上演されます。
新しい場所での公演に、期待に胸を膨らませてます。

札幌演劇シーズン2024-冬、トップバッターでした。昨日から第2走者、OrgofA『Same Time,Next Year-来年の今日もまた-』が始まってます。こちらもぜひご覧ください。

9月の『セプテンバー』から、なんと半年の間に三回コンカリーニョで公演していたことになります。ありがとうコンカリーニョ。
次回公演は久々のシアターZOO。一年ぶりのシェイクスピアです。


陽気にアップする優香さん。
黄金の隠し場所を示していそうな赤川さん。
舞台裏に佇む謎の紳士。
舞台にはこれだけ。
THE 36号線の柴田君が観に来てくれました。
なんと!劇団5454の春陽君も来札して観てくれました。預かっていたTGRのトロフィーと共に。
同じ琴似で準備中だったOrgofA演出の増澤さんと地下鉄駅でバッタリ。
吹雪の日も、晴天の日も、本番は続きます。
良い3人組。
何か始まってました。
ズンズン。
ズンズズン。
はるばる東京からかつての講座生、よしたかが!
ありがとうコンカリーニョ。

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