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【カメラ旅】神奈川・鎌倉編 ~フランス人と友達になり、ディナーまで一緒に食べたお話~
不定期に開催しているカメラ旅、今回は第3回目です。
過去のカメラ旅にも興味があれば、ぜひご覧ください。
今回の目的地は「鎌倉」。
どこかで「鎌倉」という地名を目にし、行ってみよう!と決めたものの、3週間ほど延期に延期を重ね、ようやく実行に移すことができました。
久しぶりのカメラ旅、神奈川・鎌倉編のスタートです。
いざ、鎌倉へ!
電車に揺られて、いざ鎌倉駅へ
午前9時か10時頃には到着しておきたいと思っていたので、苦手な早起きをして準備を済ませ、家を出ました。少し長旅なので、電車の心地よい揺れに夢の世界に誘われつつも、乗り過ごさないように我慢しました。
鎌倉駅に到着する前の駅で降りている人たちの中に、登山するのかな?というような格好の人たちもいました。「え、まさか、私が今から行く場所って登山するような感じなの…?軽装備だけど大丈夫かな…?」と少し不安になりましたが、あとから神奈川県にゆかりのある友人から聞いた話では、「自然がいっぱいだから、山登りしに行く人もいるよ」とのことでした。
鎌倉駅到着
鎌倉駅に到着すると、多くの人がぞろぞろと降りていく様子に少し圧倒されつつも、改札を抜けるとバスのロータリーを発見しました。
今回は散歩がてら、街並みを見学しながら歩いて行きます。Google先生によると、鎌倉駅から次の目的地までは徒歩10分とのことです。
第一の目的地「鶴岡八幡宮」
鎌倉駅から歩き始めると、突然現れた鳥居と唐獅子(?)。
狛犬ではないのですね、ふむふむ。
あまり下調べせずに来たのですが、こちらの鳥居は「二の鳥居」と呼ばれているようです。
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春になると満開になってとても綺麗だろうなぁ
ここでは、ランニングをしている方も見かけました
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この道路を観光客を乗せた大型のバスが走っていたのも印象的でした。さすが観光地ですね。そんなことを思いながらも、私も観光客の一人だということをすっかり忘れていました。
さて、三の鳥居を抜けると、現在は渡れない橋がありました。この両側には新しい橋があり、渡ることができたのですが、老朽化対策なのでしょうか…それとも、真ん中は神様の通る道だから人間が歩けないように封鎖されているのか…?と考えながら、私は左の方へ歩みを進めました。
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なんとも風流ですねぇ
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神仏習合の名残でしょうか
今回は行きませんでしたが、橋の反対側(右側)には「源氏池」があるようです。源氏と平氏の栄枯盛衰を表現しているかのように、マップを見ると源氏の池の方が豪華に見えます。
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左側に見える赤い建物が「舞殿」です。
この日は舞殿で結婚式が催されており、雅楽が演奏されていました。少し古の日本にタイムスリップしたような気分を味わうことができました。
右側の白いテントの奥にある建物が「社務所」で、こちらで御朱印をいただきました。
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写真ではそれほど急な階段に見えないかもしれませんが、実際にはかなり角度がありました。大石段の上にも下にも警備員の方がいて、石段が混雑しないように配慮してくださっていました。
帰り際には人も増えてきて、「左側通行です!石段の途中で立ち止まらないでください」と声がかけられていました。本宮へ!とは誘われず、左に進むと、くじやお守りが並んでおり、さらに奥へ進むと「丸山稲荷社」を見つけました。
丸山稲荷社
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本宮
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本宮の敷地内(建物も含めて)は写真撮影が禁止されていましたが、本宮の建物の装飾は繊細で、見ていて飽きませんでした。ぜひ実際に見に行っていただきたいほどです!
お参りを終えて次はどうしようかと思っていると、「宝物殿」の文字を見つけました。
宝物殿
拝観料は大人200円、小人100円。券売機で購入しましたが、どうやら宝物殿の入口でも拝観料を支払うことができるようでした。
残念ながら宝物館内も撮影は禁止されていたので、鶴岡八幡宮の公式HPから引用して、印象に残ったものをご紹介いたします。
「鶴岡八幡宮境内絵図 一舗」
江戸時代の作品で紙本著色。享保十七(1732)年に描かれた境内図で、明治以前(神仏分離以前)の境内の様子を示す貴重な絵図である。寛永元(1624)年から寛永三(1626)年にかけ将軍徳川秀忠の命により造営された諸社・諸堂の情景を余すところなく伝えるものである。
「鶴岡八幡宮境内絵図 一舗」というのは、江戸時代に作られた鶴岡八幡宮境内の地図のようなものです。なぜこれが印象的だったのかというと、私が鶴岡八幡宮に来る際に通った参道で気になることがあったからです。
それがこちらです。
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(写真ではわかりづらいかもしれませんが…)
この宝物殿の境内絵図を見たとき、参道の途中に不自然に傾斜がある理由が納得できました。参道の両端には車道があり、傾斜部分は石畳に舗装されていることから、かつて水路が通っていたようです。車道に変える際、歩行者向けに整備されたのだろうと、素人ながらに考えました。
また、戦争や神仏分離によって、想像以上に多くのものが失われていったのではないかと、改めて考えさせられました。
敷地内散策
さて、参道の謎も解けたところで、大石段のように勾配が急ではない階段を見つけたので、今度は別の道から降りてみよう!と気合を入れて歩みを進めました。
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そして、階段を降りていくと、ちょうど落ち葉の時期だったので、掃除している方を見かけました。落ち葉掃きって、キリがないですよね…
そういえば、駅から鶴岡八幡宮に向かう途中でも、店先の落ち葉を掃除しているお店の人もいましたね。
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階段を降りた先も木漏れ日が差していて、良い雰囲気でした。
すると、樹齢がかなりありそうな木を見つけました。倒れないように支えられているのか、添木が施されていました。
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指定 昭和三十八年七月十七日
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「大銀杏の下で非業の死をとげた
三代将軍源実朝公をいたみ
俳人でもあった菅礼之助(俳号 裸馬)が詠んだ歌」
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次の目的地に向かおうとしたとき「そういえば、数年前に落雷で倒木した話を聞いたな…どこだったかな」と思いながらうろうろしていると、大石段の横でそれを発見!見逃すところでした…。
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「親」銀杏と「子」銀杏
鎌倉の歴史を見守ってきた御神木は、2010年(平成22年)3月10日未明、強風により倒伏しました。現在はひこばえが、隣に移植された御神木(「親」銀杏)とともに成長しております。なお、幹の一部は鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムカフェ&ショップ内で、間近に見ることができます。
鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
鶴岡八幡宮を後にしようとしたところ、ミュージアムを発見。せっかくだから入館してみました。ちょうどこちらの展示が開催されていました。
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鶴岡八幡宮の年中行事に関する紹介動画や、鎌倉武士に関する展示がされていました。先ほども紹介したように、明治天皇とも関わりがあるためか、御真影(天皇を映した写真)も展示されていました。
第二の目的地、鎌倉大仏へ!
さて、いよいよ次の目的地へ!
鎌倉駅まで戻り、バスで移動です🚌
知り合いに「今度鎌倉に行こうと思うんですよね」と話すと、「あ、じゃあ鎌倉大仏とか?」と言われ、「…鎌倉大仏?」となり、自動的に目的地に追加されました。
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鎌倉大仏とご対面
お線香が束で売られていて、鎌倉大仏の周辺にはずっとお線香の香りが漂っていました。
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仏教に関連しているからなのか、蓮があるのだなぁと思い、思わず一緒にパシャリ。
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鎌倉大仏内部
この背中を撮影した後、列を見つけて「何の列だろう?」と思ってうろうろしていると、どうやら大仏の中に入れるらしい! これは入らねば!と列に並び、50円を払って中に入ってみました。
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何用なんだろう…?
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高校時代に日本史を選択し、仏像に魅せられた身としては、50円以上の価値があると感じました。中が空洞になっていなければ、膨大な量の材料が必要になりますね。納得です。他の大仏でも中に入れるものは少ないようで、貴重な経験となりました。
本日のミッションコンプリート!
12月でしたが寒すぎず、天気も快晴で、恵まれた休日を過ごすことができました。この日の目的地である「鶴岡八幡宮」と「鎌倉大仏」にも行けて、大満足。混雑する前に回れて良かったな~と思いながら、鎌倉駅行きのバスを待っていたところ、女性の外国の方からスマホを見せられながら話しかけられました。片言の日本語で「このバス行きますか?」と。
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