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馬鹿(うましか)
四月は、卯月とも呼ばれ、十二支の中で卯はウサギとされている。ウサギを一羽二羽と数える様に、昔はウサギは卵生と思われていた(卯=卵)。
また、馬や鹿も卵を産む動物だと考える愚か者を「馬鹿」と呼び、この呼び方が「四月馬鹿=エイプリルフール」の由来となったとされている。
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…というのはエイプリルフールにTwitterに書いたネタだが、馬鹿と阿保という言葉は馬鹿は江戸を中心に、阿保は上方で使われていた。
また阿保は比較的新しい言葉で上方から見れば馬鹿は田舎言葉であった様だ。
馬鹿(うましか)は天保三年に『百鬼夜行絵巻』に描かれた妖怪。説明文もなく詳細は不明だが、
幕府の威光も失われつつある幕末で、それでも賢しら顔をする江戸者を揶揄した妖怪であったのかも。
現在でもネットで得た知識でデマや陰謀論を賢しら顔で撒き散らす馬鹿者が散見されている。