つむぐ7号A-校正05

はじめまして。ハンドメイド変態ツルカワです。そんなわたしは、如何にして、ハンドメイドに愛情を注ぐようになったか。(第四回)

さて、2回閑話休題のようなそうでないようなnoteを挟んで、お待たせしました。いかにわたしがハンドメイド変態に辿り着くかの連載再開です。
え?前回でハンドメイドの世界に行き着いたじゃん。もうそこまででいいんでない、この話。と思いの方、甘いです。さらなる深みにはまるのは、ここから。嗚呼、何とハンドメイドの魅力とは罪深いものであるか。
では続き行ってみよう。

すっかり海福雑貨の常連客となったわたしだったが、時を経るごとにそこに集まる作家さんとの会話も、ただの世間話から、深いものに変化しつつあった。
自分より若い、才能ある、人によっては美術大学を出ている、作家さんたち。わたしから見れば、生き生きとした創造的な能力にあふれ、まぶしいばかりの人達。だが、話をして知ったのは、そんなどこか輝かしい経歴も、彼らまたは彼女たちからすれば「現実を生きていくにはなんとも頼りない能力」にしか思えないということ。

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