イギリス短期留学+フィンランド旅 DAY18
ヘルシンキ2日目
朝からお目当ての教会へ向かう
ミュールマキ教会 ユハ・レイヴィスカが設計した教会で、ヘルシンキからは電車かバスで30分ほどの少し郊外にある
最近まで改修中だったらしく、観光客はほとんどいなかった
エントランスへ入るとそこには光のレイヤーのかかった美しい世界が広がっていた。
いまは晩秋なので、低い光が天井からすっと入ってくる
季節によって太陽の位置が異なるので、この光は一年でもこの時期だけのもものだ
都心部にある大規模な教会とは違った、郊外の近隣住民のための集会所のような教会
夏には夏の、秋には秋の、そして厳しい冬にはその特別な環境を屋内に取り込むのだろう
ホテル近くのテンペリアウキオ教会へ向かう
こちらの教会は一転、フィンランドの自然の力強さを表現したような建築
設計はティモ&トゥオモ・スオマライネン兄弟
日本の軽井沢に石の教会と呼ばれる小さなチャペルがあるが、私はそのチャペルが好きすぎて、結婚式を挙げた
いわゆるオーガニック建築とひとくくりにするには独特な雰囲気だった
天井を大きく占める銅板のアーチ、自然の岩をくりぬいたようなダイナミックな壁の意匠、繊細なガラス形状
丁度パイプオルガンの演奏時間だったので、壮大な音楽とともに神様を信じたくなった
ホテル暮らしが続いて洗濯ものがたまり、着る服が無くなってきた
日本のビジネスホテルと違って、ランドリースペースはない
ルームサービスのランドリーサービスを利用するのだろうが、下着なんかは恥ずかしくて出せない(人生で一度も利用したことないし)
街中のコインランドリーを探し、ついでに観光することにした
夕方、時間になって洗濯物を取りに行くと店員のお兄さんが「取り込んどいたよ!」と笑顔
下着までたたんでくれていた。。ありがとう 恥
そのあとはお楽しみサウナ
サウナで出会ったご夫婦と夕飯を共にさせていただき、楽しい時間をすごした
バルト海の海に飛び込み、美味しいご飯を食べ、人と一緒におしゃべりしながら食事をとる
東京にいた時はリモートで一人で無言で食事
時々声がでるか、日本語忘れてないか心配だった
帰国まであと三日
人間性を取り戻す旅はまだ少しつづく