詩:テールランプ
赤いテールランプが
わたしの自転車の前をゆく
クリスマスが近いこの時期は
赤いものがポインセチアに見えるんだ
車が停止してわたしも止まった
空を見上げると無造作に雲が流れて
そしてまた動き出すのを待つ
マフラーを少し巻きなおして
大きく息を吐いた
アスファルトが一瞬くぐもる
誰に会いに行くのだったかな
そうわたしの好きな人
今日のあなたはどんなだろう
機嫌のよしあしを受け止めよう
信号が青になって
車もわたしも動き始めた
漕いでゆくよ
いっしょの時間を過ごすため
ありがとう、とか、
ごめん、とか言ってみたくて
会いにゆくよ
fine.
☆
真夜中に失礼します。
お世話になっております。つる です。
拙い詩ですけれども、
楽しみながら書いております。
今日は少し夜更かし。
おやすみなさいませ。
つる かく🍸
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