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スワヒリ語に敬語はあるの?できれば使いたい丁寧な言い方とは

みなさんジャンボー!

スワヒリ語を勉強中の方の中には知っている人もいるかもしれませんが

実はスワヒリ語には日本語のような敬語はないです

が、目上の人を敬うという風習は少なからずあるので

年上の人に対してや、政府関係などで社会的地位が高い人に対して話し方が若干変わってくることがあります


いちばんわかりやすいのは挨拶です


スワヒリ語ってアラビア語からとった単語も結構あって

その中でよく使われるのが

「Shikamoo」
シカモーという挨拶

これは自分より目上の人に対して使う挨拶で

自分と同年代の女性や若めの女性にいうと

ちょっと失礼になって文句言われることもあるんですが笑

(ケニアはあまりシカモーを使わないと聞きましたが)

これを聞くと

あ、敬意をもって挨拶しているなと感じます


あとは日常会話で何度も使うのが

「Naomba (ナオンバ)」

これは

~ください
~お願いします

という意味で使える単語で

私はよくレストランで

Naomba chapati na chai
(チャパティとチャイください)

って注文するときこんな風に言ったりするんですけどJames(タンザニア人夫)は

Naombaではなく Nipe(二ぺ)(ちょうだい)といって注文しています

男の人だから許されるとこもあると思いますが、現地人同士は普段はカジュアルな感じで話していて距離が近い感じがします

そんなローカル同士でも、イミグレーションや政府関連のオフィサーなんかと話すときはかなり丁寧な言い方をしています

それこそさっきの

Naomba(ナオンバ)を連発していて

話し方にも少し緊張感が見えます

あとは

~できますか?
~お願いしてもいいですか?

と何かしてほしい時に

Unaweza (Can you?) の形を使うことがあるのですが

これの前に「すみません」という意味の

“Samahani”(サマハーニ)をつけることによって
少し丁寧な、控えめにお願いすることができます

例だと

Samahani unaweza kunisaidia?
サマハーニ ウナウェザ クニサイディア?
すみません、少し手伝ってくれませんか?

これがサマハーニがない場合だと
「(私のこと)手伝える? / 手伝ってくれる?」

みたいなニュアンスなので、もし目上の人にお願いするときはサマハーニをつけてみると日本語に近い表現になります


以上スワヒリ語で丁寧な表現をする時に使える単語でした!





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