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山菜採り、暗黙のルールと悲劇

あまり語られない「山菜とり暗黙のルール」。

youtubeで話したことのテキスト版です。
備忘録としてどうぞ☺️

▼動画はこちら


山菜とりの基本(とり方)

1. 基本は『摘み取る』
山菜は新芽の柔らかい部分を手で摘み取る。
切り取ると固い部分が混ざっても気づかないが、手で摘むとわかる。

◾︎ 実際あったNG行為
枝ごと切り取る → 木が痛むとり方は×


山菜を採る場所(どこで採る?)

山は基本的に「誰か」のもの。
山主の許可なく採ることは、法律的にはアウト
(山も、その場所に生えているものも、所有者の物であるから)

しかし、実際はグレー。

そこで、大切になるのが「知っている場所」でとること。
・近所の人に採らせてもらう
・地元の人から情報をもらう
などして、住んでいれば自然な流れでGETできる場合が多い。


他所から来て採る場合

知らない土地で山菜を採るには

・山菜とりのイベントに参加する
・道の駅で買う(1パック400円くらい)
・地元の人と仲良くなって、教えてもらう

◾︎ 山菜とり事情
最近は道の駅で山菜を出品するのも厳しいらしい。どこで採れた物か証明しようがないので、確かな山主さんしか出せないそうな。
それだけ山菜泥棒は産地にとって深刻な問題となっている。業者は特に、土地のことは構わず取り尽くすので、山菜自体が採れなくなって大問題。

逆に言うと、出品されている山菜は確かなものだということだから、安心して購入できる

実際の山事情

例えば、たけのこ用の竹林や、松茸山など、明らかに手入れされた山や「私有地、立ち入り禁止」看板が立つようにわかりやすくはない。

見た感じでは、アウトかどうかはわからない。
だから「知っている場所でとる」ことが大事。

採って支障ない場所、ダメな場所、
一見わからず混雑している、なおかつグレーだから、わかりづらい。地元の人に聞く、教えてもらえると良い。

暗黙のルール

❶ 3分の1残す
だいたいその場にある山菜の3分の1は残るように採る。ただ、次に来た人がそこから3分の1残して... と繰り返すと、そもそもの数から激減。

とった形跡、人が入った跡がわかれば、採らずにやめておくのもあり。

「残しておく」意識が大切。

❷ 採りつくさない
全部取ると来期に影響。一旦クールダウンして、こうしたらこの後どうなるかな?と考えてから行動に移すとよい。

そもそも、山菜は足が速いので、置いておけるものではない。その日食べる分だけ採るサイクルで回すと採りすぎない。(まとめて採って、アク抜き、保存するものもある。ものにもよる)

❸根ごと引っこ抜かない
次、生えてこない。ダメ

❹ 切り落とさない
先程の「枝ごと切り落とさない」。
木が痛む採り方はNG

❺持っていかない
うちでも育ててみよっと、木ごととらない。
(多分育たない)

悲劇

暗黙のルールを守らないと起こる悲劇。
知らない場所で採ると、

・そこ、さっきクマ通ったよ?
・そこ、近所の犬の散歩コース...
・そこ、この前、除草剤撒かれてたよ
・そこ、ついこの前まで不法投棄でゴミが...

なんてことがあるかも

そうそう、動画では言っていませんが、
おじさんの立ちシ○○なんてことも、あったり、なかったり...

知ってる場所であれば、「あ、あそこ怪しいよな」とわかるので、「知ってる場所でとる」ことをおすすめします

充実の山菜ライフを〜👋


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つりタコ
じゅんぐり回していきます☺️ 忘れた頃に、大きく育ってあなたのもとにも還りますように🙌🏼