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月報/釣部実(2022/04)

 こんにちは。改めまして、この春から地域おこし協力隊として大槌町観光交流協会で働いております、釣部実(つりべみのる)です。
 町内で顔を出す機会がかなり少ないので、初めましての方もかなり多いかと存じます。だいたいの時間は、安渡地区の産業活性化センターの方におります。そんな私の自己紹介を含め、4月の活動報告をできればと考えております。よろしくお願いします。


簡単な自己紹介から

完成した新しい名刺

きちんとした自己紹介は前回の記事で上げておりますので、興味のある方は上のリンクからご覧ください。
前回と同じ自己紹介をしてもあれなので、最近のマイブームの話をします。

「ツボツボ」のマンホールと大槌駅舎

大槌駅の前に、「ツボツボ」というポケモンのマンホールがあります。
そうなんです、最近ポケモンにハマっています。(別にツボツボが特別大好きだから移住してきたというわけではありません笑)
今から10年ちょっと前、私が小学校4年生の頃に初めてポケモンのゲームを買ってもらったのですが、ちょうどその世代のポケモンです。今のポケモン好きの子どもたちよりも、20代・30代の人たちの方がツボツボをご存じなのではないでしょうか。(初登場は1999年発売のゲームソフトらしいです。)
小学生・中学生の頃に遊んで、一時期ポケモン離れをしていたのですが、再びハマり始めたのはコロナが蔓延を始めた2020年。外出自粛で久々にニンテンドーDSを遊んだら懐かしくて楽しくて、またハマってしまいました。

岩手県では2019年5月に、ポケモンを活用した地域活性化の取り組みをはじめ、同年7月25日に、大槌駅にマンホールが設置されました。
大槌駅を通る三陸鉄道でも、ポケモンを使った列車を運転していて、私も何度か拝見しました。(公式発表では2022年3月31日で運行終了しています。が、4月に何回か走っているところを目撃しています!)
「ツボツボ」を懐かしいと感じていただける20代・30代の方に向けて、ポケモンを使った観光PRができたらいいなと最近勝手に思っています。
(実際にやるのかどうかはわかりません。)

「ツボツボ」のぬいぐるみと大槌町(大槌城跡で撮影)


活動報告/観光交流協会HP桜だより

大槌川で撮影した桜

皆さんにご覧いただける活動の一つとして、大槌町観光交流協会の「おおつち桜だより」の写真の一部に、私が調査した写真があります。
このページを更新しているのは別の担当者ですが、大槌町のことを知るために、桜の情報を確認していました。

4月上旬に調査を依頼され4月の11日・13日に調査のために写真を撮りました。11日にツボミの写真をとり、経過を少しずつ観察してHPに載せようと打ち合わせをしていたのですが、13日には早くも満開に…!ツボミから満開になるまでの期間があまりに短く、すごくバタバタとした調査になりました。
 昨年まで、関西もしくは北陸地方で春を迎えていた自分にとって、東北で春を迎えるのは実は初めての経験で、桜のスケジュールの見当がついておりませんでした。岩手県には昨年の夏から住んでいるので、紅葉の時期にまたリベンジしたいなと考えております。
麓の桜はほとんど散ってしまいましたが、山桜はこれから見ごろを迎えます。一部の名所は、一般の乗用車では入れない山道の奥にあり、自力では調査ができないのですが、HPを更新する担当者と相談をしながら、今後も情報発信に努めます。

金糞平の山桜。5月4日時点で5分咲きくらい
(ジビエハンターに同行して撮影。綺麗な桜ですが、一般車両での訪問は困難です)

現在企画中の活動/みちのく潮風トレイル盛り上げ企画


今年はみちのく潮風トレイル開通3周年


2022年6月9日、みちのく潮風トレイルは全線開通3周年を迎えます。
みちのく潮風トレイルとは、青森県八戸市から福島県相馬市までを海岸に沿って歩くコースで、全て歩き通すと全長1,000㎞を超える長い道のりになります。東日本大震災をきっかけに、歩く文化を通じて「自然と人間の共生」について考える機会をつくろうと、環境省をはじめ沿線自治体と協働で設定された道です。そんなロングトレイルがここ大槌町を通っています。

全線開通3周年をここ大槌でも盛り上げようと、現在企画を立案中です。5月下旬ごろから6月にかけて、皆様に一つ目の成果をお披露目できればと考えておりますので、ご期待ください。
また町内の事業者様にご協力をお願いする機会もあると思います。その際には、どうぞよろしくお願いいたします。

企画立案に先立ち、4月29日㈯に、宮城県名取市にある「みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター」を訪問し、情報収集をしました。
具体的にはトレイル沿線のPRの取り組みを調査したり、トレイルを歩く人が楽しめる工夫がどんなところにあるのかについてを調査し、どのようなPRが、歩く人たちにとって有益で歩きたいと思えるような情報として発信できるのかについてを調査しました。
訪問日はゴールデンウィーク初日ではあったものの、天候は土砂降り。かなり閑散としており、歩くお客様はほとんどおりませんでした。
ある意味、密を回避して情報収集をしたとも言えますが、物凄く天候に左右されるこの観光資源をいかに盛り上げるのか、課題も多くありそうです。

4月29日、トレイルセンターを訪問

移住1か月を振り返って

移住一か月と書きましたが、大槌町に引っ越してくる前は釜石市内に住んでおりました。インターネットを使ったオンライン授業から、観光交流協会に通勤を始めたという面では、すごく新鮮さを感じました。一方で、地元の方はご存じの通りかなり短距離の引っ越しでして、「大槌に来たぞー」みたいな反応ができず、期待にお応えできなくて申し訳ない次第です。

「大槌にあるものはほとんど釜石にもある、わざわざ大槌に来た理由って何何だろうか。」という自分の中の問いになかなか答えが見いだせず、観光で大槌に来ていただけるようにするためにはどうすればいいんだろうかと、日々模索を続けています。

みちのく潮風トレイルの企画から、産業活性化センターの中から外に出て活動する機会を少しずつ増やしていく予定です。今後町内で見かけましたら、どうぞよろしくお願いします。

産業活性化センターから見た三陸鉄道リアス線


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