最近のドイツのオペラ事情

いやー、１２月くらいから、めっちゃ移動しています。どこのオペラ座もようやく通常業務に戻り、あちこちで熱のこもった良い公演をしているので、行きたいものがありすぎです！ドイツは街ごとに素晴らしいオペラ座が点在しているので本当にオペラ天国。ありがたいですね。幸せな環境に住めて本当にこの人生に感謝。ということで、毎週、勉強、視察、の意味もあり頑張って動きました。ウイーンに住んでいた時はほぼ毎日オペラを見ていたというのに、アメリカに住んでいた九年間は、メトロポリタン歌劇場での研修期間を除いては実はあまりオペラを見れませんでした。（１ヶ月に一回くらいか？？？）そんな長い冬眠期間を終えて、３年前にドイツに戻ってきた時はドイツで今活躍しているスター歌手や指揮者など全くわからずかなり浦島太郎状態でしたが、段々と今のオペラ座の流行がすこしづつわかってきています。大都市に住むと大きな劇場ばかりになりがちなのですが、小さな劇場にはその独特の良さがあるので、ここ数ヶ月小さな町のオペラ座にも行くようにしています。どのオペラ座も、２０年前に比べてオケや合唱団のレベルが非常に上がっているのが印象的です。演出や劇場でかかっている作品群、なんかも総合すると、もしかしたら大きな劇場より小さな劇場の方がたのしめるかも！と思ってしまうくらいな現在のドイツです。
一月に見たオペラをここに覚書。
 
ミュンヘン　Gärtnerplatz 　　　CSI Opera
ミュンヘン　Staatsoper 　　　　Eugen Onegin
ミュンヘン　Staatsoper　　　　Dido und Aeneas Erwartung
ヴィースバーデン　Staatstheater　　 Rusalka
フランクフルト　Frankfurt Oper 　　　Werther
ライプチッヒ　Opera Leipzig 　　　　　Don Giovanni
ワイマール　Deutsches Natioanltheater und Staatsoapelle 　　　Kuckck im Koffer
コブレンツ　Theater Koblenz 　　　　La Traviata
コブレンツ　Theater Koblenz 　　　　Die Grosse Wörtherfabrik
 
いや、頑張った。でもまだまだ見に行きますよ！
面白い公演があるならどこにでも行きますのでお近くの方はぜひご連絡いただけたら嬉しいです！