ウラジオ生活1年82日目〜ハリネズミはなぜ秋の風物詩なのか〜
日本語のお勉強タイム⏳先月全然出てこなかった「秋」と言ったら?を深める時間で「秋」に注目するよう伝えて戻ってきた子達は「秋」…芸術の秋〜バレエ、学芸会、オペラ、ミュージカル、劇。スポーツの秋〜運動会、かけっこ、縄跳び。食欲の秋〜木の実、かぼちゃ、くり、どんぐり、胡桃、ひまわりの種、米。読書の秋〜陽が落ちるのが早くなる、夜が長い、室内で過ごす遊びが増える季節。その中でロシアは秋の風物詩としてハリネズミのお皿や置物、またハリネズミのポスターなどが出てきます。なぜハリネズミなのでしょうか?ネットで調べてもなかなか出て来ませんでした。極東連邦大学の元教授の方に伺えるタイミングがあり、聞いてみると、ハリネズミがハリにリンゴやイチゴ、落ち葉を刺して歩いている姿のイラストがあることを教えてもらいました。確かに娘のロシア語の表「мышь」のハリネズミに子供達はリンゴを書き足していました。ロシア人にとってはよく目にする姿(イラストで)だったのでしょう。そのハリネズミは落ち葉を巣どこにし、リンゴやイチゴなどを冬眠のために巣へ運ぶそうです。冬眠準備の代表としてハリネズミが秋の風物詩に加わっていることを知りました。なんて素敵なことでしょう。思わず今日の日本語教室の1つの話題としてシェアしました♡