見出し画像

Shopifyを使って海外にハンドメイド作品を直接販売する方法

Shopify(ショッピファイ)ってご存知ですか?

画像3


簡単に言うと自分のネットショップを簡単に作る事ができる急成長中のプラットフォームです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■Shopifyに関する参考記事↓↓

アマゾンを脅かす急成長を続けるショッピファイ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こちらの記事でも触れられているように、海外ではハンドメイド作家さんを始めとするスモールビジネスのオーナーはアマゾン、ebay、Etsyなどの中間業者を介さずに自分のネットショップを構築して商品を直接販売するのがもはや当たり前となっています。

商品を直接販売するメリットは次のようなものがあります。

✔︎サイトに高額な手数料を支払う必要がない
✔︎販売する側がトラブルの全面責任を負う義務がない
✔︎サイトのルールに縛られずに売りたい商品を出品できる
✔︎サイトの方針の変更に振り回されることがない
✔︎嫌がらせによる報告などでアカウントが凍結される心配がない
✔︎ある日突然アカウントがバンされるリスクがない
✔︎お客様からの評価によって売り上げが左右されない


     〜 皆さんもこんな経験はありませんか? 〜

・「せっかく作品が売れたのに販売手数料を引いたら殆ど利益が残らない・・・」

・「知らない間に広告料まで売り上げから差し引かれていた・・・」

・「手数料やサイト内の相場に縛られてなかなか趣味の域を抜け出せない・・・」

・「サイトの手数料が突然変更になりその分の利益が減ってしまった・・・」

・「サイトの検索エンジンに引っかからず全く売れない・・・」

・「評価が心配でお客様に気を使いすぎてしまう・・・」

・「お客様の都合で商品が勝手に返品され、返金も余儀なくされた・・・」

・「お客様からクレームが入ってサイトに勝手に全額返金されてしまった・・・」

・「突然サイトからアカウント凍結の警告が届いた・・・。」


このように、大手サイトは高額な手数料が掛かるにも関らずトラブルから販売者を守ってくれるというわけではありません。

また、アカウントが一時停止、永久に凍結される可能性も考えるとハンドメイドを生業にしたいと考える方にとっては大手サイトのみに依存するのは長期的に見てリスクが高いと言えるでしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■こちらの記事も海外のハンドメイド作家さんが大手サイトから撤退し、直接販売を行う理由について参考になります。↓↓

Etsyからつくり手たちが姿を消している理由

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このような理由に加えて私が日本の作家さんにShopifyをお勧めしたい理由は、"日本のハンドメイド作品は海外でとても人気が高いのに競争率が低いから"です。

画像64

現在私は自分のShopifyショップを通して毎月10万円以上のハンドメイド商品の売上があります。

2020年9月

スクリーンショット 2020-11-03 13.11.28

2020年10月

スクリーンショット 2020-11-03 13.10.52

2020年11月

スクリーンショット 2020-12-03 17.39.55


私は他の仕事と兼業しながらのハンドメイド販売のため、大きな金額ではありませんが、このようにコンスタントに売り上げが立てられているのは"日本のハンドメイド作家さんでShopifyを利用して販売している方がほとんどいない"という現状が大きく関係していると思います。

ちなみに、私は過去に同じような商品を国内のハンドメイドサイトのminneやcreemaなどにも出品した経験があるのですが、そもそも閲覧される回数もとても少なく全く購入に繋がりませんでした。

ここで、"どうして国内のハンドメイドサイトでは全く売れないのにShopifyだと売る事が出来たのか?" という理由を5つのポイントに絞ってまとめてみます。

●国内のハンドメイドサイトだと売れないのにShopifyだと売れる5つの理由

画像4


<ポイント1>
Shopifyは海外のお客様にとって馴染みがあり購入しやすいから

画像87

最近では国内のハンドメイドサイトを始めメルカリなどもでも海外販売が可能となりました。とは言っても海外のお客様にとってはまだまだこれらのサイトは認知が低いです。

しかもこれらのサイトは購入代行サービス会社を通しての購入となるので、お客様としては購入までが面倒だし手数料も取られるし・・・と、あまり嬉しい感じではありません。

一方のShopifyは、たくさんの海外のハンドメイド作家さんも自分のショップを作るのに利用されている為、ハンドメイド商品が好きなお客様も過去に既にShopifyのネットショップから商品を購入した事があったり、Shopifyペイメントの登録が済んでいたりという事があるので、すんなりと購入に進む事が出来ます。

代行会社にお願いする必要がないので、お客様としてはお買い物のしやすさが段違いなのです。

また、Shopifyのアプリを導入する事で言語や通貨など、お客様に合わせた表示を自動でする事が出来るので、お客様が購入に進むまでの障壁を最小限に抑える事が出来ます。

Shopifyを利用する事で、世界各国どこに住んでいるお客様でもお買い物がしやすいショップを作る事が出来ます。

<ポイント2>
他の作家さんと競争せず、自分の商品をウォッチしてくれるお客様に向けて販売出来るから

画像85


大手のハンドメイドサイトに出品して、その中で人気を得ようと思うとどうしても他の作家さんとの競争となるのは避けられません。

商品が可愛くてクオリティが高いというのはもちろん、それぞれのサイトにハマるデザインや価格帯での出品が求められます。

実際に国内のハンドメイドサイトでは、売れっ子で稼げている作家さんというのが少数いて、その他大勢の方は売れないか、価格を大幅に下げて安さで勝負するという状況になっているかと思います。

一方のShopifyではブログ、ニュースレター、SNSとの連携など、自分の商品のファンを増やす為のマーケティングツールが豊富に用意されています。

画像9


これらを活用する事で大手サイト内の激戦区を勝ち抜いて人気を獲得するのではなく、自分の商品を好きで常に待っていてくれるお客様を発掘する事が出来ます。

腕を磨いて特別な作品を作れるようにならなくても、あなたの作品を待っていくれているお客様を10人〜20人くらい発掘するだけで、出品したら商品はすぐに売り切れになるという状態を作る事が出来ます。

Shopifyの機能を駆使する事でハンドメイド販売の激戦区から距離を置いて、自分の作品のファンに向けてのビジネスをする事が可能になります。

<ポイント3>
Shopifyを利用して海外にハンドメイド作品を販売している日本の作家さんが少ない為、リピート客が付きやすいから

画像84

自慢したいわけではないのですが、私のShopifyショップのリピート率はほぼ100%です。

一度買ってくれたお客様はほとんどもう一度戻ってきてくれます。

というのも、代行サービスを通さずに直接海外販売している日本の作家さんがあまりに少ない為、お客様が他のショップに目移りする可能性がとても低いのです。

自分の気に入った商品を簡単に購入できるという便利さからも何度も何度もリピートしてくれます。

その結果、毎月安定した売り上げをキープする事が出来ています。

作品のデザインやクオリティという部分で秀でていなかったとしても、Shopifyショップで直接販売するというところで、"買いやすさ"の面で圧倒的なアドバンテージを獲得する事が出来ます。

<ポイント4>海外に市場を移すだけでお客様の母数が圧倒的に増え、買ってもらえる可能性が上がるから

画像84

日本国内という限られた市場の中であなたの作品のファンが見つからなかったとしても、海外までマーケットを広げる事でお客様の数は一気に60倍近くまで上がります。

国内のみの販売と海外販売もするのとでは単純に買ってもらえる可能性が全く変わってくるという事なのです。

しかも、Shopifyを利用してお客様が直接購入できる状況を整える事で、「購入代行を通すのは面倒だしお金もかかる・・・」と購入を踏みとどまってしまうお客様も拾う事が出来ます。

私のショップが常に固定客に支えられつつ、新規顧客も少しずつ入ってきてくれるという理想的な状況にあるのは"海外マーケットという圧倒的なお客様の母数に支えられているから"と言えます。

<ポイント5>
海外に市場を移すだけで特別な商品になるから

画像85

海外からわざわざ買って頂くためには特別なものを作らないといけない思われる方もいるかも知れませんが、その心配の必要は全くありません。

なぜなら日本の材料を使った商品はそもそも海外のお客様からすると他とは違う"特別な商品"となるからです。

私は樹脂粘土を使ったキーホルダーやアクセサリーを中心に販売しているのですが、海外で使用される材料は主にオーブン粘土が主流なので、日本のエアドライタイプの樹脂粘土作品とは作風が大きく異なります。

また、ビーズや金具などのパーツも日本では安く簡単に入手できる素材でも、海外では入手できないものだったりします。

ハンドメイド作品にはオリジナリティが大切になってきますが、それをデザインやクオリティという部分で満たせなくても、海外にマーケットを移す事で"素材の違い"でオリジナリティを出す事が可能となります。

国内のハンドメイドサイトではその他大勢となってしまい全く注文されたかった私の作品ですが、海外のお客様から見ると他とは違う商品となり、価格もキーホルダーで3000〜5000円、アクセサリーは1万円以上など、国内のハンドメイドの相場と比べると高めの設定ですが商品は出品後すぐに売れとなります。

画像12



樹脂粘土を使った作品に限らず、他の商品も同じ事です。気になる方は一度海外のハンドメイドサイトEtsyなどで、自分と同じカテゴリーのハンドメイド作家さんがどのような作品を作っているか検索してみてください。

ご自身の作品が既に"特別"となる可能性に気がつくと思います。

゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*

以上の5点が、平凡な私の作品でも海外のお客様からたくさんご注文頂けている主な理由となります。

海外販売を考えている方全員にShopifyは是非オススメしたいのですが、具体的にはこんな方にオススメです。

✔︎ハンドメイドを仕事にしたいと思っている方(副業含む)
✔︎売り上げアップのために海外販売も始めたいと思っている方
✔︎コアなファンに向けて自分のネットショップで販売したい方
✔︎大手サイトからの移行を考えている方
✔︎リスク分散の為自分のネットショップでも販売したい方
✔︎海外の顧客をターゲットにしたい方
✔︎売上手数料などの販売にかかる経費を削減したい方

もしも自分の場合Shopifyの販売の方が向いているかもと思われた方は、まずは下のリンクからShopifyの2週間無料体験をお試ししてみてください。

Shopify2週間無料体験

無料体験期間で実際に自分のショップを作る事が出来ますし、一通りの機能を利用する事が出来ます。

Shopifyはサポートも日本語対応なので、分からない事があってもスタッフの方がすぐに解決してくれます。是非無料体験をフル活用してみてください。

゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*

さて、ここからは有料記事内でご紹介する内容についてまとめさせて頂きたいと思います。

<有料エリア内目次>
1、ショップをデザインして商品を並べる
2、海外発送用送料プロフィールを作成する
3、ショップのポリシーを記載する
4、アプリを導入して海外販売に最適化させる

5、お客様からのお問い合わせ・トラブルに備える

1、ショップをデザインして商品を並べる
では、ショップの構築から商品を出品するまでの流れを画像付きで解説致します。

2週間の無料体験で実際にShopifyを使ってみると分かるかと思いますが、既にあるサイトに商品を出品するのと比べて、自分のショップを一から構築するのは少しレベルが高いです。

中には難しくてショップを構築するのがストレスと感じてしまう方もいるかと思います。

こちらの章では管理サイトのどこをいじれば何が出来るのが、画像付きで説明しつつ、ショップ構築と出品までをスムーズに出来るよう説明致します。Shopifyの管理画面の操作感がつかめる内容となっております。

2、海外発送用送料プロフィールを作成する
では、私のショップで実際に利用している海外発送用の送料プロフィールをそのまま公開致します。

Shopifyは国別に細かく自動の送料計算システムを作れるのがとても便利な分、送料プロフィールを構築するのは最初ちょっと時間がかかります。

特に、海外発送が初めての方だと"どうやってプロフィールを作ったら良いのか、料金はいくらに設定すればいいのか・・・?" など、分からない事だらけとなるかと思います。

私のショップではそれぞれのゾーン別に、ePacket、EMS、ヤマト国際宅急便などの発送方法をお客様がお選びできるように作っています。

1注文あたり最大2kgまで、お客様がカートに入れた商品の重さで送料が自動的に計算されるシステムとなっていて、決済手数料や梱包材の料金も含まれた料金設定としているので、注文が来たは良いけれど送料で損をしてしまった・・・などのトラブルがありません。

送料プロフィールはもちろんそのまま内容をコピーして利用して頂いても大丈夫ですし、ご自分の商品に合わせて微調整して利用していただくことも可能です。


3、ショップのポリシーを記載する
Shopifyではショップポリシーをショップの目立つ位置(メニュー/フッターなど)に入れる事は義務となっています。


こちらの章では、メニューにショップポリシーを追加する方法から丁寧に解説し、実際にそのまま使えるショップポリシーの例をご紹介致します。

ショップポリシーも自分の方針で自由に決める事が出来るのが独自のショップを持つ良いところですが、その代わりにポリシーの文章も全て自分で考えなくてはなりません。

これを英文で考えなくてはならないと思うと頭が痛くなってしまう方もいるかと思います・・・。

こちらの章では安全にお客様とやり取りできる基本的なお買い物条件をまとめて英文にしてます。(和訳付き)そのままコピペまたは微調整して使って頂ける内容となっています。


4、アプリを導入して海外販売に最適化させる
Shopifyはアプリをインストールすることで、更に自分好みのショップにカスタマイズする事が出来ます。

ただ、アプリは数えられないほどの種類があり、しかも海外のアプリだったりする為、英語につまづいて必要なアプリを導入するのに時間を要してしまう方もいるかと思います。

こちらの章では、海外販売を始めるにあたって導入すると便利なShopifyのアプリを3つご紹介致します。

無料で取り入れる事ができるアプリを中心にご紹介いたしますので、お金をかけずに早速海外のお客様フレンドリーなショップを作る事が出来ます。

5、お客様からのお問い合わせ・トラブルに備える
では、お客様から直接英語でお問い合わせがあった時に使える英語のテンプレートをご紹介いたします。

自分でネットショップを経営するとなると、お問い合わせはもちろんトラブル対応も全て責任を持って行う必要があります。

また、「海外販売となると英語が心配・・・。」という方多いと思います。

こちらの章では商品に関する問い合わせ以外にも、発送トラブルがあった時やクレームが来た時にも対応できるように、お客様からよく来る質問とそれに関する回答を英文和訳付きで10個ご紹介しております。

問い合わせの内容は大体限られた内容となりますので、どうやって回答すれば良いのかさえ知っておけば自信を持って販売を始める事ができます。

こちらの章の内容を頭に入れておけば、大体のトラブルには対応する事が出来るガイドブックのようになっております。

・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*最
最後に"この記事を読んだらどんだらメリットがあるの?"というお話をまとめさせて頂きます。

✔︎最短でShopifyでハンドメイド作品を販売開始できる
✔︎ 海外発送に最適な送料プロフィールが取り入れられる
✔︎海外発送でうっかり違反行為をしてしまうリスクを回避できる

✔︎海外のお客様が買い物しやすいショップが出来る
✔︎販売トラブルを最小限に抑える事が出来る
✔︎お客様からの問い合わせにスマートに対応できる
✔︎ネット販売でのカスタマーサービスが身につく
✔︎ネット販売でのトラブル解決能力が身につく

以上、有料エリア内の内容のご紹介となります。Shopifyを利用して海外にハンドメイド商品を販売してみたい!というお気持ちになられた方はそのままお進み頂ければと思います。

(*Shopifyの規約や郵便料金の改定があった場合は記事の内容を予告なくそれに準じた内容に一部改定する場合がございます。予めご了承の上ご購入ください。)


ここから先は

15,271字 / 71画像

¥ 12,600

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?