2件目。子宮筋腫発見!!

A病院へ行く前、2018年秋頃、健康診断の結果が出ました。ヘモグロビン値7.3。この時の検査は月経後に受けたものではありません。貧血が慢性的なものになっており、診断書にも「ただちに治療を受けること」と書いてありました。

この頃の私の症状ですが、
 ●めまいが座っていても起こる
 ●階段の昇り降りで息がすぐに上がる(1階のぼっただけでも息切れします)
 ●何もしていないのに動悸がすることがある
 ●眠れない時がある
 ●月経時は出血量が夜用ナプキン36cm程のものをつけていても1時間に1度は替えないといけない。それが3〜4日続く。
 ●疲労感が抜けない。仕事以外の休日は、ほぼ横になっている(そうしないと仕事へ行く体力が回復しない)
 ●乗り物酔いをするようになった(いつもは全然しません)
 ●月経前の気分の落ち込みが激しい(何もないのに泣きたくなる)
 ●月経後の排卵痛(下腹部に鈍痛がじわじわと)
と、悪化していました。

貧血症状が酷くなると、吐き気やめまいだけでなく、動悸、睡眠に支障が出ることまでは知りませんでした。
貧血の原因が不明なまま、「子宮に異常は無い」とK病院で言われていたのを信じていた私は「なにか他の病気なのだろうか…」と考えていました。
1ヶ月の4分の3は身体が調子悪いという状態。考える力も徐々に減り、休日に病院へ行くのも億劫で、ストレス発散に外出するより、家で寝て休養することが優先になっていました。その頃にはだいぶ自律神経もすり減っていたのだと思います。

そんな私の教訓ですが、いつもと何か違う、辛い、と思ったら一度病院へ行きましょう。特に女性特有の事柄に関しては。若いからこそ、違和感を覚えたからこそ、早めの受診が良いと思います。受診をして何もなければ、それが一番です。不安というストレスが減ります。
私は完全にこじらせて、最悪なパターンを踏んでしまったと思っているので、無理は禁物です。ただ、検査をする場合は内科などよりもお金がかかります。どの婦人科でも8千円前後~みておくと良いと思います。

さて2件目、A病院の話です。
この病院は女医の先生がやっている婦人科専門の病院です。そのような病院は珍しいからでしょうか、いつも駐車場は満杯。混みあっていて、診察に1時間以上は待つのが当たり前という病院です。
20代の時に行って門前払いにも等しい扱いを受け、婦人科に行くのを面倒にさせた病院でもあります。(その時は、「基礎体温を測って無いの?測ってからきて」「痛いならピルか漢方薬を選んでください」と冷たく言われ、全然こちらに寄り添ってくれない感じ…)ですが、背に腹は変えられません。

診察に行くと、受付・看護師さんは優しい方でした。担当医の方もきつい話口調は変わりませんでしたが、K病院へ行ったことを話したところ、「…私は周りにはあの病院は絶対紹介しないわね」と同情されました。(まぁ、その言い方もある意味すごいですが…)
内診をすると丁寧で痛くない上に、画面に子宮の中を映して説明をしてくれました。そうそう、これが一般的な婦人科です!!(なんだったんだK病院…今更ながらに怖い…。)
内診しつつ先生がさらりと「あなたには5cm程の子宮筋腫がありますね」と言いました。やっぱり問題そこじゃん!!子宮筋腫あるじゃん!!…と心の中で叫びました。
説明を聞いていくと、「筋腫はまだ大きくはないので、低用量ピルを飲んで様子を見ましょう。」「週に2回、鉄剤の注射を打ちに来てください。」とのこと。
この言葉に思わずびっくりして「週に2回ですか!?」と聞き返してしまいました。私はヘモグロビン値7.3という数値を甘くみていました。「まぁ、来れる時で大丈夫ですから、目安として来てください。計10回打ちます。」ということでした。
その後、看護師さんに薬の飲み方などの説明を丁寧に受け、低用量ピル「ルナベルULD」・漢方薬・痛み止め、を処方されて帰りました。

やっと原因判明です。子宮筋腫が原因の貧血でした。
そして、ここからまたある事件が勃発するのでした…。

次回へ続きます。

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