年収2000万円の社長だが、妻が鬱になりました。

年収2000万円の社長だが、妻が鬱になりました。

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妻の鬱34日目と妻の再起

妻がこう言ってきた。「休職中の会社の社長に連絡したの。『旦那が社長を解任されて、私が働かなきゃならない』って言ったら、『無理せず働けるプランを用意するよ』って言ってくれたんだ。私が働くから大丈夫だよ。旦那さんは、今でずっと頑張ってきたものね。」 泣いた。 妻を幸せにする為に必死で働いて、妻にも苦労を掛け、妻が鬱になったのに、鬱が治ったら自分が働いて、生活を支えると言っている。 自分の不甲斐なさと、妻の頼もしさに泣いた。 泣いた。 妻は、その日から、どのように家計をや

    • 妻の鬱33日目と社長を降りたことを妻に伝えた翌日

      翌日、子供を保育園に預けて、妻と2人で居た。 妻は私にこう言ってきた。「鬱が治ったら、私はフルタイムで働くね。そうしたら、このくらい収入を得れると思うの。それに見合ったところに引っ越して、3人で子育てしよう」 びっくりした。鬱の人が考えれる事だろうか。急激に治ったのだろうか? 妻は泣きながら私に言った。 「パパが役員になってから、ずっと怖い顔をしていた。パパと付き合っている時、パパと一緒に遊ぶのが好きだった。パパとずっと友達みたいに遊びたいって思っていた。だからパパが社

      • 妻の鬱32日目と社長を降りたことを妻に伝えた日

        今日、今さっきの事。 妻は、鬱が少しづつ良くなった来たけど、またパッとしない日が多い。 「これが出来ないから、パパお願い」と言われることが増えた気がした。 今日は調子がよく、妻は子供とお出かけしていた。 夕方、妻から連絡が入り、「息子が昼寝から起きたら、機嫌が悪くて手が付けられない」と言われた。 しょうがなく、2人が居る場所まで1時間かけて出向き、子供の面倒を見ながら、荷物を持ち、帰路についた。 妻は「パパを休ませるため」といい、子供と2人で出かけたようだが、結局

        • 妻の鬱3日目と社長からの降格

          妻の鬱と診断が出て、オーナーに相談した。 オーナーは、顔では笑って、良い顔をして、中では鋭利な判断をする人だ。 ここ5年で社長が3人も変わっている。 オーナーに相談すると、「代表取締役を降りましょう」という提案を受けた。 体よく言えば、提案だ。悪く言えば、降格指示。 妻が鬱になるまで、家族を犠牲にするまで、会社のために働いて、この降格指示だ。 従業員だったら、「パワハラだ」という事が出来るかもしれない。 役員は違う。役員とは、オーナー企業とは、そういうものである

          私の泣き言

          これは、泣き言なのだが、吐き出し口が無いので、ちょっとだけ書かせてほしい。泣き言を言わせてほしい。 妻が鬱になって妻の生産性がゼロになった。 夫婦で生産性を2倍にして、子供を養うのがやっとなのに、 妻の生産性が0,私の労力が2倍。 いつまで耐えられるだろうか。 でも、このnoteを読んで、いいねをつけてくれる人がいるお陰で、なんとか救われています。ありがとうございます。

          妻の鬱2日目

          子供が保育園に通っている。 保育園の手続きに関しては、よく分からないが、前月までにリクエストを出せば、毎日でも通うことは出来そうだ。 妻は、1か月休職の診断書を書いてもらい、休職することになった。 妻は、仕事もしなくてよい。保育園には結構な頻度で預けることができる。であれば、他の家事育児は出来るだろう。 そう思っていた。 朝、保育園に預ける時間になっても妻が、うまく動けないようだ。 これは「保育園への送り、パパがやろうか?」と言ったら、「お願いします」と言われた。

          妻の鬱1日目

          妻が泣きわめき、崩れ落ちた日から1日が経過した。 この時の私は、甘い考えを持っていた。 「妻は家事育児の大変さを私に訴えたいだけだろう」「ちゃんとそれを認め、私も激務な社長業をこなしているという事を理解してもらえれば、今まで通り家事育児に専念できるだろう」 メンタルクリニックへ行った。 そこでは事前問診として、妻が予約時にいくつかの質問項目に答える問診があったようだ。 診察室に通されて、医師に言われた開口一番は、「問診の結果から『鬱』である」だった。 まだ甘い考えだった

          鬱の妻と家族の紹介

          私は45歳。ただのサラリーマンだったが、オーナーに仕事を認められ出世を繰り返し社長になった。 社長業は楽な仕事ではなく、ハードな仕事の日々。 妻は35歳。産休が終わり、パートタイムで働くようになった。週2で。しかし専業主婦のようなものだ。 子供は2歳になった。 社長になった時に妻に「仕事は俺がするから、家事育児はお願いするよ」と言った。 妻はそれに快諾して受けてくれた。 私たち夫婦ともに、親には頼れない環境だった。 親に頼れない育児は想像を絶するものだった。 こう言

          年収2000万円の社長だが、妻が鬱になりました。

          これは、私の体験を通じて、みなさんの役に立てば良いと思い、綴っております。 ある日、妻が急に泣きわめきだした。 「私ばっかり!!家事や育児に追われて!!、あなたは家をかえりみない!!、もうどうしたら良いの???。あなたがもっと手伝えば良いんじゃないの???」 床に倒れ、泣きながら、叫んでいた。 冷静に話を聞こうとしたが会話が嚙み合わない。これは難しい。 さすがの私も気づいた。これは異常事態だ。 「冷静になって聞いてほしい。君はおかしくなってしまった。今からメンタルク

          年収2000万円の社長だが、妻が鬱になりました。