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つれづれつづり

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それぞれ、おのおの、つれづれにつづります。
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#ハゼ

大海原でハゼが死ぬ

こんにちは。つれづれつづりシーズン2、恋愛観の最終回です。大海原に出たハゼが、あまりに異なる価値観に触れてボロボロになり、浅瀬に打ち上げられる話です。今となっては笑い話ですが、日本近海に出たつもりが、聞いたことのない熱帯の海に出てしまったかのようでした。 初めてお付き合いした方と別れたのち、二丁目で様々なキャラクターのお店に行ってみたり、どんなところか疑問だらけだった発展場(有料)に行ってみたり、当時は合法だったらしいものを経験したり、フリーセックスにチャレンジしてみたり、

水槽のハゼ

こんにちは。つれづれつづりシーズン2、恋愛観の第2回目をお送りします。 今回触れる自分の恋愛観は、ゲイエリアに出入りするようになり、初めて男性とお付き合いした時に醸造されたものと言いたいところですが、むしろ抑圧していた本質かもしれません。それまでの、生きる環境が頻繁に変わる経験が、ヘンテコな生存戦略を生んでいたのでしょう。 ハゼが首都圏に出てきて、大海原を目指して取った行動は、新宿二丁目で、店名の印象だけを頼りに、下調べもせず単体で突撃するという暴挙。今でも時々「自分はバカ

砂地のハゼ

つれづれつづり、シーズン2のお題は恋愛観についてです。今まで言語化することがなかったので、これもまた、自分を振り返る作業になりそうです。ブログを書くのも初めてだったシーズン1はやや緊張気味でしたが、ここからはちょっと気楽に綴っていきます。シーズン1とか2とか勝手に呼んでいますが、いいのかな。いいですよね。 とはいっても、地味な真面目ちゃんなのもあってか、華々しい恋愛遍歴はありません。大海原のマグロやカジキを尻目に、砂地でのんびりしていたハゼみたいなものだったので、浅瀬(稀にう