英語を話しているときの頭の中の話を聞かれて考えたこと
友達と旦那さんと電話してて、そんな話になりました。
友達が関西出身で、もともと関西弁を話していたんだけど、東京に来て標準語を使っているので、
「頭の中って関西弁で考えてるの?」
って、聞いたら、
「いや、東京の人と話すときは標準語、関西の友達と話すときは関西弁で考えてるかなぁ。言語は同じ日本語だしね」
と言っていて。
以前に別の関西出身の方に聞いたら、その人は、「頭の中は関西弁」って言っていたので、人によるんだなぁって思った。
「Naさんが英語を話すときは、頭の中英語なの」
って聞かれて。これたまに聞かれるので、考えるんだけど…最近ちょっと深く考えてみたら、多分私独特の特性がわかった気がするので、ここに書き残しておこうって思った。
ちなみに私の英語に関しての前情報は
・英語を日常的に使い始めて13年くらい(プレゼン発表とかラボの人たちとの交流とか、飲み会とかで)
・自分の専門外の部分の専門的な会話でなければまぁ大体わかるし話せる(私は生物系なので、工学系とか法律系とか心理系とかを専門的に話されると困る)
・飲み会で盛り上がったり、日常的に話したりはわりと不自由ない(問題がないのかは私だけでは判断できない)
というかんじ。
私は、英語で話しかけられたとき、頭の中にその人が行ったことが英語字幕で出てくる。スペルはかなり適当な曖昧な感じなんだけど、
「What can I get for you?」
と言われると、それがボヤんと文字で浮かんでいて、そのままそれを理解している。日本語に直してはいない。
自分が話すときは、ボヤんと最初の3語くらいが一瞬で浮かんで、それを読んでいるというよりは、浮かんだ時にはもう発音している。どの語から発音しても、そのあとの文法でどうにかなる(受け身にしたりとか関係代名詞を使ったりとか?) or もう一度主語から言い直せばいいので、浮かぶと同時くらいに文字が浮かんでる。
ただ、文字は多分浮かんでいるので、文法的におかしい?これでは通じないのでは?という語順になったときは言い直したり、している。
あと、自分が日本語でとったメモはそのメモを見ながら、英語で発話ができるので、メモは英語と日本語が混ざっている。(たまに、ノートを見たアメリカ人のラボメイトに「わぁ!これ日本語!?」って珍しがられる。もちろん、みんなが見るようなものは英語で書いてます笑)
訳している訳ではないんだけど、文字は写真?絵?みたいに浮かんでいて、それを全体的に見て話している感覚。
日本語は文字を思い浮かべたりしていない。
これは私が完全な日本語ネイティブで、文法を全く気にしていないからなのではないか?というのが今の所の考察。
何度考えても、日本語は文字浮かんできたことない。
すごい不思議だよな、こういうことを言語化すると。と思った。
今まで考えたこともなかった。
まだまだ英語を学習し始めたばっかりの頃に、
英語でこれを言うとすると…って思って、頭の中に一度文章を思い浮かべていたからこうなったのかな?
聞き取る時も、一度英語を思い浮かべて訳してしまうフェーズがあった。
それの名残なのではないだろうか??
でも、今はその訳すフェーズがないので、「ボヤんと文字列が浮かぶ」ってとこだけが残ったのかな?
人の頭の中って見えないから、それを説明したり、他の人がどう概念的に思っていたりするのか聞くと面白いよね。と、思った話。
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