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屋久島旅行記 自然は偉大だ

先日、屋久島に一人旅に行ってきた。
念願の屋久島。
今年の8月に行こうとしたけれど、台風で行けなった。
ずっと片思いだった屋久島に、ついに心を開いてもらった気分。
旅中、雨天に恵まれた?ことは秘密にしておこう。

ざっくり旅程
1日目 自転車を借りて島を一周(通称ヤクイチ)
2日目 白谷雲水峡へ
3日目 縄文杉へ

ざっくり感想
とにかく3日間、走りまくった。歩きまくった。
けれど、それが魔法のスパイスにもなった。
自らの足で進んだ先にある景色は、この上ないくらい素晴らしかった。

色んな景色から、屋久島の自然の歴史を感じた。
自然のありのままに触れることができたように思う。

特に縄文杉のオーラは圧巻だった。
時が流れるままに移り変わっただろう景色から、自然と積み重ねられてきた歴史を感じる。

自然は、偉大だ。

ただただ、そう感じた。
積み重ねられた歴史を感じることはできても、知ることはできない。
私が知ることができるのは、今目の前にある、この瞬間だけだ。
もし、何かがずれていたならば、縄文杉はこの場に立っていないかもしれない。そんなことを考えると、私が今、この場所に立っていることの有難さと立っていない可能性への恐れが湧いてくる。
トリハダが立った。

私も、水が流れるように、雲が行くように、時の流れに身を任せて年を重ねたい。
もしも、もう少し欲張っていいのなら、縄文杉のような象徴となり軸となる、一本の大切な譲れない芯を守ったまま年を取りたい。
そして、沢山の経験を栄養にして、年を経るごとに広く大きな心を育てたい。
そこにじっと根を張り、年を重ねるごとに輪っかを広げていく木々のように。

屋久島、行ってよかった。行けてよかった。

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