夢の話:納豆を食べにくる6人のインド人
冷蔵庫を開けたら納豆パックが点在していることに気がついた。
それらを集めてみたら15パックくらいあって、夫に報告する。こんなにあるよ、頑張って食べなきゃ、なんて言って。
すると夫が同僚のインド人男性に連絡をして、その人が食べに来てくれることになった。納豆を。
「あ、そうなの? そうなんだ」
と言いながら(納豆を?)と思う私。
そう思っている間に、その同僚がまた同僚を呼び、最終的に6人のインド人男性が来ることにまった。今夜。
今夜?
(え、マジで納豆食べに来るの? 納豆でいいの?)
(なんか冷蔵庫になかったっけ……)
(せめて納豆オムレツ的なものでも……卵あったかな?)
と慌てはじめる私をよそに、夫は「納豆を食べに来るんだからいいんだよ」と、のほほんとしている。
なぜインド人なのかと言うと、どうやら私たちはインドの端っこあたりに住んでいるらしい。
街というより砂漠に近い場所で、地理が苦手な私はどこかさっぱりわからないけれど。
そして6人の男たちが、砂漠を馬で駆けて我が家に向かって来る。
戦いに向かうような眼差しで。
END
よく変な夢を見る。
ほとんどは忘れてしまうが、たまに覚えている夢をメモしている。
これは昨年の夏に見た夢。
最後の場面がむちゃくちゃ格好良くて、絵にしたいけれど私にその画力はない。