私の不妊治療2nd③「4度目の移植」

前回の記事で、8月には移植に進む、と書いていたのですが、延期に延期を重ねて9月になってしまいました。

採卵から実に3か月…!無駄に時間を食ってしまった理由、実は自分ではよくわかっていません。
最初のタイミングは、お盆休みにかぶってしまうので延期。その後は薬でタイミングを整えてお盆明けすぐ移植できるように、と聞いていたのですが、お盆前の受診時に卵胞発育が確認されていて、結局延期になりました。
お盆明けにやっとプラノバールを処方され、9月にやっと移植日が決まりました。

前医での初めての移植の時は忘れもしない、子宮内膜が全然育たず、その時はリセットこそしないものの延期を重ねたものです。
しかし今回はD10の時点で内膜が7㎜を超えていて、D14ではホルモン値に問題がないことも確認してもらい、何の問題も発生しないまま通常通りD17とD20の移植が決定しました。

……そのため、移植に関しては何のドラマもありません。

手術の痛みについて話すとすればクスコが一番痛い。移植自体はぼーっとモニタを見ているだけですぐ終わってしまい、すぐ帰されるので。
今回の移植は息子を授かったときと同じ。
キレイな4細胞の初期胚と、5日目の低グレード胚盤胞。
どちらもくっついてくれて良いけれど、3回目の2段階移植でそれはないだろうな。でも、どちらかはくっついてほしいな。


さて、移植で辛いのはむしろ、移植後、判定日までだと思います。
たったの10日程度のことですが、10日間もの間、心の安寧を得られないというのは、
実はなかなかストレスなのではと思います。
1人目の治療中ならなおさらのこと。
今私の生活には息子がいるので、強制的に思考を遮られる瞬間がたくさんあり、ずっと不安に囚われることはありませんが、それでもやはり頭をよぎります。


陽性だった場合いつ家族に話すか、職場に話すか、息子の保育園はどうなるのか。
陰性だった場合次の移植はどうなるのか、また採卵するのか。
1回の採卵でほとんど凍結できない私はまた採卵が濃厚かな…。

1週間後の私はその結果を知っているのだと思うと、何とも言えない焦燥感のようなものに駆られます。

考えても仕方のないことなのですが。


今回はET10での判定なので、特にフライングはしないと思います。
この1週間を、心穏やかに過ごしたいものですが…
次の週末には、もっと不安を感じていそうです。
息子を妊娠した時も、特別体調の変化は現れなかったのですが、何かにつけて判定に結びつけたくなるのが、妊活戦士の性ですね。

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