エッセイって
本を読むが好き。
小学生の頃から、いろんな本を読んでいた。
違う世界に連れて行ってくれる感じ。新しい知識や教えが学べる感覚が好きで。
夢中になるとすっぽりハマって本の虫になった時期もあった。
ただ年齢を重ねるほど飽き性な性分が芽を出し始めて。本を読む波が激しく、たくさん読むときは週一で、読まない時はとことん本に背を向けるというリズムがある。
…今は月2-3冊くらいかしら。
読むジャンルもその時々ブームがあるのだけど、どちらかというとビジネス書や成功者のサクセスストーリー、または食に関する本を好んでる。本屋大賞の本も好きで、ノミネート作品や話題作は読んでいる。
気づくと同じジャンルばかりで偏るから、ちょいちょい違う分野の本にも手を出してみたり。
共感できたエッセイとの出逢い
そんな中で、どうしても…良さが分かりきらなかったのが、エッセイ。
結論がなかったり、日常をただ綴っただけの文章に、正直どう共感していいのか分からず。
…で?
という感覚になってしまってたから、いつしか嫌煙していた。
そんな私の価値観を変えてくれたのが、
中谷美紀さんのオーストリア滞在記
というエッセイ本。
この本が…
私がこれまで読んでいたエッセイからガラリといい意味で印象を変えてくれました。
中谷さんがオーストリアで過ごした日々が綴ってあるだけなのだけど、オーストリアという文化や現代の社会状況(コロナ状況やSDGs的生活習慣含む)、海外で暮らす苦労や楽しみ、食文化、身体のケアなど、かなり多方面の情報がギッシリ詰まっていて…読み応えがあって、とにかく好奇心を至るところでくすぐられ、とても面白かった。
本を読み終わる頃には、あぁ、終わってしまうのかと。
そこで初めて、エッセイの醍醐味を知りました。
日々を綴る文章は、人によって共感できたり、新しい学びだったり。人の生活を覗く楽しみだったりするのかなぁと。
感化され踏み出してみた
文を書くことが決して得意ではないですが、私もちょっと書いてみたいなという衝動にかられて、このnoteのアカウントを作ってみました。
果たして誰かにとって有益なものになるかは分からないですが…
少しでも共感してもらえたら嬉しいです。