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9月6日 近くのダム湖畔を散策した(1)

 久しぶりに写真でも撮ろうかと思い、9月6日(月)、近くのダム湖畔に行ってきました。当日はお天気も良く、ゆったりと風がふく、気持ちの良い日でした。

 まだまだ湖畔の植物はあざやかな緑色で、たくましい生命力を誇示するかのようでしたが、その葉にとまる虫たちは秋の虫に代わってきていて、本格的な秋の訪れが近いことを教えてくれました。

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1.サワガニ

 山から流れ落ちる小さな沢に、サワガニくんが住んでいました。写真には2匹写っていますが、あと数匹が同じ溜まりを住処としていました。サワガニを出会うのは、何年振りだろうか?石に生えたコケを、ハサミでちぎりながら食べていましたよ。

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2.ホソハリカメムシ

 胸部表側の左右に、細い針のような突起があるホソハリカメムシくんを見つけました。体長が15mm程度の小さな体でしたが、アップでみると繊細で、かつ、力強さが感じられる形態をしていました。この両側の”ホソハリ”って、何に使うんでしょうか?

 この後に紹介するトンボにも言えますが、昆虫ってとても複雑で魅力的な造形をしていると思います。

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3.アリ

 小さなアリさんも見つけたので、写真撮りました。チャントしたお名前を調べていません。たくさんご馳走を見つけて、お家にお持ち帰り下さいませ。

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4.マユタテアカネ(♂)

 マユタテアカネさんが、葉っぱのうえで素敵なポーズを見せてくれたので、何枚も写真を撮らせて貰いました。胸からお腹にかけてくびれと腹部上部のスレンダーな姿がとても気にりました。といっても、この子は男の子ですので、誤解無いようにしてください。特に詳しい訳ではありませんが、昆虫の世界では、オス♂の方が、体色や形態は目立つようになっていると思います。但し体の大きさは、産卵の都合上なのか、メス(♀)のほうが大きいこと多いように思います。9~10番目の写真に、マユタテアカネ君の正面顔があります。大きな両複眼がおかっぱ髪に見えて、とても愛嬌のある顔をしていました。見ようによっては髑髏顔にも見えるかもしれません。

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5.イボバッタ

 コンクリート橋で休憩していたイボバッタさんです。見ての通り、頭部や胸部が凸凹していることから、この名前がついたそうです。少々可哀そうなお名前です。もう少し可愛い名前にしてやったら良いのにねぇ。3枚目の写真からは、今にも飛び立ちそうなパワーを感じます。石ノ森章太郎さんの仮面ライダーがバッタをモデルにしていることは有名ですが、石ノ森さんもこのような爆発的なエネルギーを感じたのでしょうね。

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6.ヒメウラナミジャノメ

 保護金網の向こう側で、ヒメウラナミジャノメさんが羽を休めていました。地味な色ですが、羽の外側に6つの大きな○とその周りを小さな波の縞模様が取り囲んでいます。羽の内側は、3つの○模様がありました。とても繊細で手の込んだ模様です。

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7.ハグロトンボ

 このハグロトンボは、よく見かけるイトトンボです。植物の上に止まっているときに、羽をゆっくり開いたり閉じたりします。もっと大きく撮影したかったのですが、手持ち機材の都合でこの大きさでしか撮影できませんでした。

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8.クサガメ

 ミシシッピアカミミガメ(幼体がミドリガメとして売られているもの)は、近くの神社仏閣の池などで良く見かけますが、外来種です。それ以前に日本に生息していたのは、ニホンイシガメとこのクサガメです。この2品種は在来種だと思っていたのですが、クサガメは江戸時代以降に大陸及び台湾から持ち込まれたものが自然繁殖して広まったということが判明しています。なのでクサガメは正確に言うと在来種ではなく、外来種になります。が、長い間日本でニホンイシガメと共存していることになります。これからもミシシッピアカミミガメに負けずに、生き続けてほしいです。

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9.マムシ

 夏の里山で非常に危険な生き物といったら、毒蛇ですね。本州、四国、九州で毒蛇といえば、当然マムシです。このマムシ、足元に突然出現するとパニックになること必至ですが、今回は小川の中を泳いで移動中の個体に出会うことになりました。こんな出会いなら、距離があるので問題なしです。ホッ!最初の写真では、距離があるにも関わらず撮影する私を威嚇してきました。少々ビビってしまい(チキンなハートなのでお許しください)、マムシ君のお顔がピンボケになりました。折角マムシさんが見栄をきってくれたのに、残念でした。その後は悠々と川を泳いで移動していきました。

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 今回はここまでです。残りの写真は、後日、別記事でアップします。

 こんな感じで、ゆるりと季節の移ろいを感じながら、下手な文章と写真をアップしていこうと思っています。




































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