2つの職育プロジェクトを経験して 栗原竜
僕は7月末から10月中旬までぶどうを育てている河野果樹園様で、10月中旬から有限会社つの農産様で働かせて頂いています。
河野果樹園様は、主にぶどうを栽培している農家さんです。シャインマスカットやキャンベルなどいろいろな種類のぶどうを栽培しています。他にも、都農ワインに使われるぶどうも栽培しています。
ここでは、選別されたぶどうが入っているコンテナをトラックに運び入れたり、商品として店に出すぶどうにシールを張ったり、商品のぶどうの箱にぶどうを詰めたりしました。その他にも、ハウスの解体や新しいハウスづくり、鉄パイプの切断などをしました。
ブドウの出荷時期にしていたコンテナをトラックに運ぶ仕事はとても大変でした。社員の方々がブドウの選別をし、コンテナに入っているぶどうが丁度良いくらいになったらトラックに運び、そのコンテナを5段ずつ積み上げていきます。縦に6列、横に参列ほど積むことが出来るので、大体90個くらいにコンテナを運びました。積み終えたら、出荷場まで運びコンテナを下ろします。
商品のぶどうを箱に詰めたり、シールを張ったりする作業は簡単で、同時進行で作業していました。シールというのは、ぶどうの種類とイラストが印刷されているものです。この作業は単純作業ですが、箱に詰めるときにぶどうが潰れないように気を付けていました。
河野果樹園さんで働かせてもらって、農家さんの仕事の大変さや出荷までの流れ、ハウスづくりのことまでたくさんの事を知ることが出来たので良かったです。
次に、今職育プロジェクトをさせていただいている、有限会社つの農産様について紹介します。
つの農産様では漬物やキムチ漬けなどを作り、様々な地域に出荷しています。
作っている漬物は10種類近くあり、それぞれの部署で様々な仕事をしています。
つの農産様のHPはこちら⇒ https://tsuno-nousan.co.jp/
僕の仕事は、主に漬物の選別をしたり黒くなっているところを包丁で削ったりする作業です。
他にも漬物と昆布、生姜を混ぜて台の上に置き同じ部署の人がグラムを計った漬物を袋に詰めるという作業をしています。
つの農産様での作業はとても大変で難しい作業がたくさんありますが、少しでも従業員の方々の力になれるように丁寧に早く作業できるように頑張っていきたいです。
2つの職育プロジェクトを通して人としてとても成長を実感する事が出来た1年になりました。
来年3年生になり、将来を考えていかないといけない年齢になります。
今後もサッカーを続けていきたいと思っているので、地域の人から愛される選手になれるように残りの期間も頑張っていきます。