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仲居もたまには「もてなされたい」① 〜カミツレの宿 八寿恵荘〜(長野県 池田町)

今まで取り上げてこなかったのですが、
宿泊業に携わっていると気になるのは同業他社のこと。勉強という意味合いも少しはありますが、単純に娯楽としてお宿に泊まるのが好きです。

ホテル、旅館、山小屋、ゲストハウス等
ジャンル問わずいいなぁと思ったお宿を不定期に紹介したいと思います。

第一弾は長野県池田町にある
カミツレの宿 八寿恵荘

特にお気に入りのお宿の1つです。


宿名に「カミツレ(ジャーマン・カモミール)」
とあることから、
宿の隣にはカミツレ畑とカミツレを使った入浴剤やスキンケア商品を作っている工場があります。

館内のお風呂は温泉でこそありませんが、
「華密恋の湯」
というカミツレの入浴剤を贅沢に使用したお風呂です。シャンプーやボディソープも自社製品でカミツレを使っています。

そしてスキンケア商品も全てカミツレ使用の自社製品で使い放題。

私はあまり使わないのですが、興味のある方は楽しいのではないのでしょうか?


そんなカミツレはこの宿の魅力のほんの一部。
例えば内装。

あらゆる所に木材が使用され、とにかく落ち着く雰囲気。
使用されている木材は全て県内産の自然素材、
ちなみに床は地元、池田町のアカマツを使用しているそうです。

他にもラウンジには暖炉と、ちょっとしたライブラリーがあったり


客室

TVもトイレもない非常にシンプルなつくり。
でもむしろ何も無いからこそリラックスできます。
(トイレ・洗面は共同、でもとても清潔な雰囲気です)


食堂も落ち着いた雰囲気


お料理は自社農園で作ったお米と野菜、
また地元の農家さんからの無農薬野菜などを使用し、動物性食材を使っていません

決して豪華さはありませんが、
宿の雰囲気と合わせて「体に良いことをしている!」と思えるお料理です。

ちなみにご飯は釜炊き!
夕食前に釜炊き体験もできます。


宿の外には自然が広がっていて
ツリーハウスがあります

(↑ちなみにこの写真1枚目は2020年2月、2,3枚目は2022年2月、今年の長野は雪の量が全く違いますよ)


散策路を登っていくと長野県東部の四阿山や聖山などの展望も


極上のサービス、豪華な食事といったものはありませんが、かと言って質素な感じでもないとても温かいお宿です。
私はまだ実現していませんが、連泊したいなぁと毎回思ってしまいます。


私の記事を読んでくださっているような山や自然が好きな方、健康、ライフスタイルといったキーワードにピンとくる方は
一見の価値アリなお宿です!

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