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おいしさと豊かさを五感で味わう、紀州桧の弁当箱
いつも角田清兵衛商店の商品をご愛用いただき誠に有り難うございます。
私は、角田清兵衛商店七代目の角田清兵衛と申します。創業約190年の歴史があり、紀州漆器の産地で食生活にまつわる塗り物を中心とした卸問屋を営んでおります。
さて、角田清兵衛商店の代表的な商品として「紀州桧弁当箱」があります。今日は、その商品の木材として使用されている「檜」についてお伝えしていきたいと思います。
檜について
檜(桧、ヒノキ)は、日本特産の木で、福島県から屋久島にかけて広く分布しており、木曽、尾鷲、紀州、高知などが主な産地となっています。檜(桧、ヒノキ)の云われは、火をおこす木(火の木)からきていると言われています。
神々の棲む山間の元で育つ「日本三大ヒノキ」の一つ「紀州桧」は、杉と比べて成長が遅い分、緻密で香りが良く、防虫効果が高いのが特徴で、建築材料としては最高の木材です。 「紀州・木の国」と呼ばれる和歌山県は山間部の寒暖の差が激しく、紀州桧にとって非常に厳しい環境で育つため、年輪幅が細かい上に均整のとれた美しい木材になります。
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日本人が愛してやまない銘木
紀州桧の木材としての歴史は、徳川家康が幕府を開いた江戸初期にさかのぼります。当時、江戸城大改修や諸国大名屋敷の建設、神社仏閣の建立が盛んに行われる中、粘り強く、耐久性に優れている「紀州桧」が建築材料として選ばれるようになったと言い伝えられています。また油脂分が多いことから、時間が経てば経つほど落ち着いた光沢を纏い味わいのある魅力を放ちます。
銘木を贅沢にくりぬいた弁当箱へ
そんな建築材料として重用されてきた「紀州桧」の塊を贅沢にくり抜き、弁当箱に仕立て上げたのが、角田清兵衛商店の「紀州桧弁当箱」です。丈夫でとても香りが良く、まさに一生付き合うことのできる逸品です!ぜひ一度お試しいただければと思います。
![紀州桧弁当箱の画像](https://assets.st-note.com/img/1647931407027-Y1vGDHD3Ga.jpg?width=1200)
![桧の塊から贅沢にくり抜かれた弁当箱の画像](https://assets.st-note.com/img/1647931245361-Nq48bsbgLV.jpg?width=1200)
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