ルパン三世(2014年実写版)

またつまらぬ映画を見てしまった…

あらすじ:”絶対に破られることがないという屈指のセキュリティーシステムが敷かれている超巨大要塞型金庫、ナヴァロンの箱舟。手にした者は世界を支配できると伝えられる秘宝クリムゾンハート・オブ・クレオパトラがそこに収蔵されているのを知ったルパン三世(小栗旬)は、天才怪盗として強奪不可能をうたったセキュリティーを突破してやろうと決意。銭形警部(浅野忠信)の追跡をかわしながら、仲間である次元大介(玉山鉄二)、石川五ェ門(綾野剛)と秘宝強奪計画を進めていく。”(yahoo映画より引用)

許さねぇTBSオンデマンド…!!

劇場版MOZUでもおなじみのTBSオンデマンドから配信されているルパン三世、本当のことを言うと特に監督とか制作側が同じでもなんでもないので繋がりはTBSオンデマンド配信ってことだけなんですが…実はもう一つ繋がりがあるんです、それは、虚無映画ってことです。最悪だよ。

正直言ってこれも内容に関してはマジでなんにも言うことがなくて…ストーリーはあらすじで見ていただいた通りで、面白くもないのでこれについて話すことないんですよね…
これもつまんない映画にありがちな ”脚本に問題映画” です。特に、原作を知っているとあるあるとなる場面と、原作を知らない人向け?と思うような場面が混在していて、どのスタンスで見ればいいのかよくわかりません。どっちにもいい顔をしようとしてるな〜と思いますね。どっちかに絞った方が個人的にはよかったかなと思います。まぁ別に私もルパン三世はTVスペシャルしか見てないんだけどね〜(一般大蛇丸)
あと他のクソ映画と同じで、何が起こってるのかよくわかんないんですよね…そもそもルパンがなんかの組織に属してるってのがあまり馴染みない設定なので、冒頭のなんか知らんけど泥棒組織に属してま〜す、ボスの跡継ぎを盗みで決めちゃいま〜す!っていうのが、理解するのが容易でなかったところに、更に狼藉者がやってきて皆殺しじゃ〜!ってなるのでもうわからない。この狼藉者は誰なのか、あらすじ見てさっき知りました。なんでやってきたのかも。こういうのクソ映画見るたびに言ってますね、何が起こってるかわからなくてあらすじ調べて知るっていうの。踊るでも言ってたし…
こっちはクソ実写映画あるあるですが、キャラクターへの理解が浅いのはめちゃあるあるですね。この映画の場合は、やたらと仲良しなルパン一味です。不二子ちゃんとも仲良しなので利用したり裏切ったりとかそういうのはないです。おかげで食事シーンで五右衛門だけ陽キャのBBQに入ってけない陰キャみたいになってて勝手に傷つきました。むしろ五右衛門はいつもどおりなだけなのに…どうしてそんなひどいことするの…もうルパン一味っていうかルパン一味に憧れた大学生サークルレベルです。ルパサーの姫、不二子ちゃん!

普段あんまりキャスティングのことは言わないんですけど、この映画に関してはちょっと言っちゃいますね〜!五右衛門!お前だよ!多分綾野剛が着物と長髪が似合わないんだろなぁ…なんかデブに見えるんですよねはっきり言って。あと髪の毛がなんか洗ってない感じする。一ヶ月くらい山ごもりしてた?

他にも途中から出てきた天才ハッカーのおばさんも誰なの!?って感じだしあんな後半になって出てきて特に説明もなくメンバーの中心に躍り出るところもなんなの〜!?っていっぱい文句あるんですけど、もういいかな…書いてもなんにもならないので…

ただこの映画めちゃくちゃおもしろいシーンがあって、宝を守ってるレーザー網を掻い潜るタイミングを五右衛門がパターンを凝視して見破るシーンがあるんですけど、見破ったシーンがどう見てもバッドトリップしてるようにしか見えないんですよ。最初見たときはご多分に漏れずなんでこうなったかわからなかったので、突然五右衛門がバッドトリップしたように見えたのでめちゃくちゃおもしろかったですね。クソ映画と言えどここだけは!ここだけはどうか見てほしい!そういうシーンです。

この映画はとんでもないものを盗んでいきました。私の時間です。


#note書き初め

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