理想のマネジメントの神髄を発見しました!

営業マネジメント職に就いて約15年になります。

課長、部長、本部長と地道に階段を上がってきたものの、

長年にわたり試行錯誤の毎日で常に最善の方法を探しています。

自分の考えをどう浸透させていったらいいか?

仕事への熱意とワークライフバランスの両立をどうすればいいか?

メンバーのモチベーションをどう上げていけばいいか?等々、

常に考えながら自分なりに取り組んできたつもりです。

そんな長年の悩みが一瞬で吹っ飛びました。

本日のオーケストラコンサートでマネジメントの神髄を発見しました。

オーケストラコンサートの鑑賞自体が初めての経験です。

今回は友人がピアニストとして出演する事もあり参加しました。

約30人くらいのオーケストラによる楽曲で音楽心が乏しい私でさえも、

優しさと強さを兼ね備えた音のハーモニーに触れることにより、

感動とともに心が洗われる体験をしました。

まさに、演者全員がプロフェッショナルな仕事をされていました。

当然ながら指揮者の式に従って演奏しているものと思いきや、

楽曲の始まり以外は演者の誰一人として指揮者の式を見ていません。

それでも全員が一糸乱れず楽曲を演奏しています。

正直、オーケストラに指揮者は必要なのかな?と疑問を持ちました。

どうしても疑問が冷めやらず家に帰って妻に話ししたところ、

以前、TV番組の実験で指揮者不在で楽曲を演奏する試みがあったが、

全員の音が合わずにバラバラな演奏だったようです。

想定していた答えではあったものの、自分の中で完全に腹落ちしました。

信頼のおける指揮者が最初のタクトを振るからこそ、

皆が個々人の力を存分に発揮して素晴らしいオーケストラが完成する。

まさにマネジメントの神髄ではないか?と感じました。

マネージャーは最初に進む方向性を示して皆を一つに導く。

あとは、個々のメンバーを信じて、ただ流れに自然と乗っかっている。

そんな指揮者のようなマネージャーが私の理想だと腑に落ちました。

そのためにどうすればいいか?は別テーマとしてあるものの、

まずは私のマネジメントの最初のタクトの方向性は定まりました。

まだまだ自分に伸びしろはあると実感した一日でした。




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