人が集まる要素とは何か
まちづくり、地域づくり............…
何十年と言われ続けてきたように思う。
時代の移り変わりとともに、〇〇づくりの考え方も変わってきた。
今ならその考え方はどうなのだろうか。
これから5年後、いや20年後、つまり今日生まれた子どもが社会で活躍する時代に合わせたまちづくり、地域づくりの考え方が必要なのだろうか。
どんな時代が来るかわからないけれど、おそらくいつの時代でも変わらないのが「これ」ではないだろうか。
これは、とは、「人が集まる」要素、仕組み、仕掛けだ。
人はどういうときに集まるのだろうか
・一人でいて人恋しくなるとき
・五感で刺激を受けたいとき(裏を返せば退屈な時)
・脳からの指令(独り言を言うのではなく、誰かと喋れという命令)
・共感したいとき
・腹が減った時(生理的欲求が起きたとき)
まちに必要な要素はこんな単純なもんかもしれない。
一方、誰にも会いたくない、一人でいたいときもある。
・喋るのがおっくう
・静かに自分を見つめていたい、考え事をしたい
・誰からも指図されず行動したい
・脳からの指令(心と体に休息を命じている)
でも、まちの中で誰にも会いたくないけれど、人の姿があることでホッとするかもしれない。
だから、まちに必要なのは、「人と会う場所」であり「人の気配を感じるる場所」の両面があるのではないか。
まちづくり、地域づくりのネーミングをそろそろアップデートする時期に来たかな?