見出し画像

2023/01/23


こんばんは、多動と申します。
発達障害やAPD(聴覚情報処理障害)を持っています。
某所にて、障害者雇用枠で勤め人をしています。





私の障害特性に一つに、

聴覚的把持力 (読み方は「ちょうかくてきはじりょく」) がとにかく弱い❗️❗️❗️

というのがあります。


そもそも聴覚的把持力ってなんやねん?と言いますと。
聞き取った情報を頭に一時的にとどめておく力のことです。
「聞いたことをメモする」「聞いたことを実践する」といった場面で必要になる力です。


聴覚情報(会話、電話、放送など耳から拾う情報全般)を処理する脳のスペースが発達していないことが原因で、このような特性が生じています。





この特性によって

・  10秒以上の説明が理解しづらい
・  映画やドラマのストーリーが理解しづらい(長いセリフが理解できないため)
 2つ以上の口頭指示が通らない(例えば「Aして、Bして」と言われたら、Aしか頭に入らない)
・  登場人物が3人以上出てくる話は、相関図がないと理解できない

といった困り事が生じています。







この前、職場で席替えがありました。

私の席は、窓口から離れたところから、窓口に最も近いところに移動しました。





窓口に来た人と接する機会が増えたことで

「この人、話長い❗️やべえ、理解追いつかねええええええええええええええ😇」

と詰む場面が増えました。






現時点での私なりの対処法を備忘として書きます。





対処法はずばり「話長い!やべえ、理解追いつかねえ」と黄色信号がチラついた時点で、

「遮ってすみません、いったんここまでの話を整理していいですか?」

と断りを入れて、キーワードを紙に書いて、復唱して、齟齬がないか確認すること。

復唱もできないくらい理解できていなかったら、お手数だけどもう一度話してもらうこと。




ポイントは「理解追いつかねえ」と黄色信号になった時点ですかさず止めること。

赤信号に近づくにつれ、理解の難易度は累乗の勢いで上がっていきます。
「話を遮るの悪いな」と躊躇して赤信号になってからじゃ遅い。



「こいつ遮ってくるやんけ」「こいつ理解遅いなあ」って思われてもいいのです…。

少なくとも私の働く業界は、相手に負の感情を持たれたところで損失が出ることはないので、気にせずにやっていくのです…。

スマートじゃなくていい、スピーディーじゃなくてもいい。それよりも正確さを最最最最最最最最優先に対応するのです。






あとは「どう足掻いでも、私のキャパで対応するのは無理!」と限界を察知したときは、
「少々お待ち下さい」と断りを入れた上で、健常者の職員にバトンタッチすること。

健常者を頼るのを遠慮しないこと。
私の働く業界の場合、健常者枠と障害者枠で給与体系に差があって、健常者のほうが貰っているのだから遠慮は不要なのです。







今日の就労日誌おしまい。

この内容がどれだけの人に実用性があるかは分かりませんが😇ここまでお読みくださった方、ありがとうございました。






 *  *  *





余談。
明日、日本に大寒波が来るみたいです。
不急の外出を控えるよう呼びかけられています。


みなさん十分に暖かくして、風邪に気をつけてくださいね❣️