障害者手帳メンコ大会は弱者の哀しいカルチャーかもしれないけれど
こんばんは。
多動OLと申します。
先日、ある会合に参戦してきました。
炎上して障害者界隈をお騒がせした
障害者手帳メンコ大会関係者・まよてんさん
✖
レンタル障害者・るいさん
のコラボ企画です!
宴もたけなわ、「無職ウェーイwww」「生保ウェーイwww」というノリが発生。
このノリ、「世間的に正しい社会人」として生きることに窒息しかけていた私には、そよ風のように感じられました。
「ここでやっていくしかない」と所属組織に両足を太ももまで突っ込んでいたのが、するすると抜けていくようでした。
何より、使える手段を使い倒して生き延びようとする障害者の逞しさに私は勇気づけられました。
* * *
昨夜のエデンでは「第N回障害者手帳メンコ大会」が開催されました。
大会の様子です。
ツイートの動画、良かったら音ありで見ていただけたら嬉しいです。
現場の熱気が伝わってきます。
皆さん、真剣です!
私は大阪市代表として出場しました!
手帳を思いっきり床に叩きつけるのは、めちゃくちゃ爽快でした!
きっと無意識ながらに、普段抑圧していた「障害を持って生まれた苦しみ」「障害者を取り巻く社会への不満」といったものを、ぶつけていたのだと思います。
大会のハイライト
「傷をも背負って生きていくという覚悟を得たのではないか」という見解リプがついていたのが、なんか良かったです。
もしかしたら、私たちは狭いコミュニティで傷を舐めあっているだけで、はたから見れば滑稽かもしれません。
障害者手帳メンコ大会は、弱者の哀しいカルチャーと言えるのかもしれません。
それでもいいじゃないですか!
私たちは365日、健常者から好まれるおりこうな障害者ではいられません。
たとえ露悪的であったとしても、本音話せる場で「おりこうな障害者」から解放される、そんな日があれば私たちは前を向いて生きていけます。
そういうカルチャーを私は大切にしていきたいと思います。
PS
2020年、京都で行われた障害者手帳メンコ大会に関する声明があります。
私が何度も読んでいる、お気に入りの記事です。
エデン店長としての矜持と、バランスの取れた視点、圧倒的な表現力で、障害者手帳メンコ大会の真髄が伝わってきます。
よかったらこちらも読んでみて下さい。