SUNABACOのアントレプレナーシップ育成講座を受講したよ 前編
はじめに
色々とお世話になっている #SUNABACO さんのアントレプレナーシップ育成講座を受講しました。期間は10月30日から12月9日までの約一か月で、一回3時間の講義が週に3日というボリューム。最後の2週間は受講生3,4人がチームとなって卒業制作を作成し、最終日に発表会を行うというスケジュール。
僕は劣等生であった
僕はもともと学校が苦手で、クラスに定期的に通うことが出来ない。。。今回のクラスもリアルタイムでの受講は4,5回しか出来なかったと思うし、受講後のアンケートも一回しか出せなかった。講師からすると、真面目に受講しているとは思えない受講生だったと思うし、アンケートを送らなかったのは本当に申し訳なく思ってます。
とてもいい講義内容だった
僕自身は劣等生であったけれども、講義の内容は課題解決に対しての考え方からデジタルの手法の紹介まで素晴らしい流れだと思いました。講義の詳細は書かないですが、講座全体を通してのメッセージは
「デジタルの進化によって多くの課題は技術的には解決出来る様になっている。だから、デジタルを知り、それらの課題を解決させるもさせないも全てはあなた次第だ」
と僕は受け取りました。
そもそもアントレプレナーとは?
ドラッカーはアントレプレナーについて「アントレプレナーシップとは、イノベーションを武器として、変化の中に機会を発見し、事業を成功させる行動体系である」と定義しています。だから、いわゆる起業家だけでなく、企業家においてもアントレプレナーシップは発揮できる、ということです。
また、アメリカにおいては経営戦略は≒でIT戦略と考えられています。今の言葉で言い換えるとDX戦略と言っても良いかもしれません。
ということなので、アントレプレナー育成講座というのは「経営」に帰結するのだ、と僕は理解をして受講していました。アンケートは出せなかったけど。。。
卒業制作の概要
卒業制作のためにランダムに受講生が振り分けられてチームが作られます。僕はチームEの所属になりまして、チームメンバーは農家のみやさん、SEのくろせさん、建築クラスタのはまださんというメンツ。
卒業制作は2週間でメンバーのうちの誰かの課題を解決するアプリやサービスを考えて、期間内にアジャイルのスプリントを何回か回してブラッシュアップして、ユーザーのフィードバックおよびバックログの内容までそろえて発表する、という結構タイトでボリューミーな内容でした。
実際にやったこと
(受講した他の皆さんの参考になるかもしれないし、実際に何をやったのかを書いていきます)
チーム内の役割分担として僕はプロジェクトマネージャーになったのだけど、厳密に言うと実際のところやったのはプロダクトマネージャーの仕事でした。
まずチーム全員と話をして「課題の特定」をしていくんですが、当然「課題は何ですか?」と聞いても課題は出てこない訳です。感覚的な話なんですがネガティブなことを言わせようとしても、相手が緊張してしまって自分を守るために格好つけたりして、正直に話してくれなくなるんですよね。だから「最近仕事で楽しかったり、充実していた瞬間の話聞かせて?」と話を聞いていきました。
皆さんからいろんな話を聞いたんですが、農家のみやさんから「最近、○○という取り組みをやってめちゃ充実してました。色々試行錯誤はしたんですが、とにかく○○が楽しくて」というような発言があり「やけに試行錯誤のところを軽く流すなぁ」と思ったので、そこを掘り下げていくことにしたんですよね。
続く