withコロナ、afterコロナの音楽文化

人と会うことや人が集まることが難しくなり、音楽を生でやることが出来なくなったコロナ時代。

デジタル音痴の自分がまさかなんだけど、テレワーク演奏動画をアップするということをやってみた。

音楽をやりたくても出来ない仲間達の刺激になって、音楽文化が少しでも盛り上がればいいなという想い。

生活に打撃を受けている人の解決にはならないけど、一瞬でもニヤッとしてもらえたらいいなという想い。

小さすぎる力というか、力なんて言えるほどのものさえないのも重々承知だけど、そんな小さすぎる力の寄せ集めが社会であり文化なのかなと思ったりもした。

再生回数から自粛生活がどんな感じだったのか見てとれるのも面白い。

皆が過ごし方を模索してインプットに貪欲だった初期の再生回数は驚異的だった。

逆に自粛慣れ(場合によっては自粛疲れ)してきて、また多くの人が出来ることをやり始めた終盤は発信過多になり、再生回数は落ち着いたものになった。

*それでも多くの人に見ていただき感謝です！

この活動を通して知り合った人も少なくなく、実際にメンバーだってここで知り合ったり初めてご一緒したりという人もいる。

テレワーク演奏バンド『PANDEMIC 呑んでMIC』、まさかのライブも決まってようやく“はじめまして”というのも面白い。

ライブハウスは狭くて汚いイメージを持たれて、自粛解除から外される憂き目にあっている。

そんなイメージを小屋と演者と客みんなで一掃して、クリーンで崇高な文化として新たに育んでいけたらハッピーだなって思う。