第12回「食べる」を取り戻す
旅中華
旅先で中華料理屋に入ることが多い。
せっかくだからどこでも食べられる中華じゃなくて、名物料理、ご当地料理を食べろよ。と思うだろうが、たいてい一通りの名物は旅館やホテルの食事で出るので、わざわざ混んでいる有名店に入るよりは、価格も味も安心な中華料理屋に入るのが快適なのだ。
先週末に4年ぶりの開催となった「しまなみサイクリング」に行ってきた。瀬戸内海の島々を渡っていく有名な道、しまなみ海道を舞台としたサイクリングイベントだ。
この手のイベントは当日朝早くに出発するので、受付は前日となる。夕方に今治で受付を済ませ、周辺で夕食をとることに。
今治は「焼豚玉子飯」という名物があり、これは文字通り焼き豚に目玉焼きを乗せて甘いタレをかけるだけのどんぶりである。
元祖を名乗る有名店は白楽天というが、無論ここは混んでいるだろうからパス。四川料理を出す中華居酒屋を見つけて入店。
18時と時間がまだ浅いので自分たち以外に客が入っていなかったので、ドンドコ注文。鶏肉のカシューナッツ炒め、麻婆豆腐、白身魚のあんかけ…
明日100㎞以上の行程を控える男4人でノンアルコールで1人あたり4000円となったから、相当食べた。
ジャパナイズされているとはいえ、四川料理なので、トウガラシがたくさん入っていて食後は酒を飲んだ後のように顔がポカポカとした。
以下、フォトギャラリーをお楽しみください。