第4回「食べる」を取り戻す
主食王決定戦
少しかために炊いた白ごはんが優勝。
それはそうなんだけど、日々いろんな主食を試している。
社会人になってから、朝飯に白米を食べるとどうも午前中眠くなって仕方ないから、1年半ほど玄米を食べていた時期がある。田舎から精米せずに送ってもらっていた。
玄米はかたく、よく噛んで食べる上、ゆっくりと血糖値が上がるから眠くなりにくいのだ。
しかし消化が大変なので、少しでも胃の調子が悪いとこれがどうも上手くいかない。炊くのも時間がかかるので最近はやめてしまった。
蕎麦にハマっていた時期もある。
茹でずにレンジで1分加熱するだけで食べられる便利なものを見つけ、それにめんつゆと生卵、納豆を入れて食べていた。これに七味をいれてもうまい。
うどんは苦手である。眠くなるし、食べるとどうもお腹が張る。
パスタも手軽だが、うどん程ではないが腹が張る。小麦が消化しにくい体質なのかもしれない。
パンはまれに食べるが、フランスパンのようなかたいものが好みである。
サイコロ状にチーズがゴロゴロ入っているチーズフランス、あれは実にうまい。
また、ひとり暮らしのお供として忘れてはいけないのが即席めんだ。
学生時代からかなり世話になっているし、サッポロ一番塩ラーメンは切らさないようにストックしている。ただ、最近は味がしょっぱすぎるように感じて、食べる頻度がかなり減ったな。食べる時はかならず生卵や茹でキャベツを入れて味を薄めている。
カルビーが数年前に大ヒットを飛ばし、ごはん派パン派に二分されていた朝食主食市場に風穴を開けたグラノーラのことも忘れてはいけない。
美味しいけど食べ続けているとニワトリの気分になる。
小学生の頃生き物係だったのだが、中庭のニワトリにあげていた餌とそっくりなのだ。(鳥インフルエンザの流行により、僕の小学校の唯一の友人である白色レグホン達はいなくなってしまった)
さて、白米。
今日は仕事終わりに土鍋で炊いたご飯を売りにしている定食屋に入った。
うむ、やわらかく炊きすぎである。茶碗に大盛で2杯食べた。
白いおまんまが一番うまい。
米を炊こう。米を食おう。たとえ眠くなろうとも。