コロナで立ち会いできなかったので、zoomでオンライン出産立ち会いしたら最高すぎた話。
昨日、2020年5月13日22時31分08秒。
私たちの第一子が誕生しました。
コロナウイルスの影響により、緊急事態宣言が発令。夫の私ですら、病院内に入ることはできず、もちろん立ち会いもできない中、出産が行われました。
正直、立ち会いができなくなった時には、行き場のない怒りを覚えました。妻と共に出産の感動や喜びを分かち合いたかった。目の前で頑張る妻を側で支えたかった。産まれたてのベイビーをこの手で抱きたかった。と。
しかし、こんな時だからこそと気持ちを切り替え、オンライン出産・立ち会いをしみてみたところ、最高すぎたのでその話を書こうと思います。
今のこの状況で同じく出産を控え、悩み苦しみ悲観している方に、一つの選択肢としてアイデアを提供できれば嬉しいです😊
私たち家族を応援してくれる方は、ベビーレジストリお願いします!
いただいたギフトは後日記事にして紹介いたします。
◎ベビーレジストリリンク
https://www.amazon.co.jp/baby-reg/2OS7Z9TJJ0RK1
オンライン出産・立ち会いをしようと思った経緯
実は私たち、以前にオンラインベビーシャワーパーティーというものをやっていたので、オンラインで何かをするということに関しては慣れていました。そのため、前回の反省点や改善点をいかして万全の体制で挑もうとすでに決めていました。
下記にオンラインベビーシャワーに関する記事を載せておくので、おうち時間を楽しみたい方はぜひご覧ください!めざましテレビにも取り上げていただいた内容です。
◎事前準備
前回から改善したのは、zoomを課金したということです。zoomにはレコーディング機能がありますが、無課金の場合デバイスへの保存となり、他デバイスに共有することができません。課金するとクラウド保存が可能になり、共有やDLが可能になります。
お産直前の状況について
5月11日 「検診結果」
定期検診を終え、妻が入院することになった。こんな手術をするかもしれません、こんな薬を使うかもしれません、というこわーい書類にサインし、見送ることに。
5月12日 「入院見送り」
朝、妻と一緒に病院に向かった。入院出産の荷物を一緒に持ち運んだが、最後の病室まではコロナの影響で入れないとのこと。とりあえず帰宅。夜寝る前に、妻とビデオ電話し、この日は眠った。
5月13日 「陣痛そして破水」
妻から「陣痛きたかも」とのLINEがきた。その後、ダイラパンを入れたことにより破水した。子宮口4cm。分娩室に移動。次の日に誘発分娩する予定だったが、どんどん陣痛進んでいった。急速に進んだことにより麻酔を入れ、この日のうちに産むことに。
入院してから1週間ほどで生まれるとの話だったので、想定よりもめちゃ早くて、慌てた。
事前に準備していたのと、以前zoomでオンラインパーティーをしておいてよかったと思いました。妻が産むので私は特に何もすることないや、と思ってましたが、急速に事が進んだということに加え、意外と様々なことに時間を費やしてしまい、余裕はそんなになかったです。(これについてはまた別の記事で紹介します)
始まってからの様子
分娩室に入ってからまずしたことは、家族へLINEです。そろそろ産まれるということ、zoomでオンライン視聴できるようにしたからもし時間が空いてたら応援しに来て欲しいということを伝えました。
いきなり伝えたにも関わらず、両家共に集まり、準備万端で始めることができました。
産まれるまで、残り1~2時間【21:05〜】
子宮口8cmほど。僕は一足早く20時半ごろにzoomに入っていて、家族みんなが入ったのは21時過ぎくらい。みんなが揃ってからすぐ、1〜2時間で産むとのことに!思わずドキドキしてしまいました。
みんな表情かたくて緊張感が伝わる
産まれるまで、残り30分【21:55~】
子宮口9.5cm。いよいよ産まれてきます。看護師さんの声と共にいきみ始めます。麻酔が効いているからか、妻はかなり元気で、カメラの位置を気にする余裕を見せていました。
いきむ時に「あってたらあってるっていってください。間違ってたら何が違うかいってください」と妻らしい強い言葉が入っていたのが印象的。
いよいよ生まれる!生まれる間際!【22:25~】
いよいよというタイミングでは緊張感があり、お医者さんも看護士さんも慌ただしく、僕らの生命線だった妻のスマホは天井を向き、音声だけが伝わってくる状態になりました。
スポン!産まれた〜!【22:31:08】
そんなこんなしていると、突然、「わー産まれましたよー」との声。一同びっくり。結構スムーズにそれこそスポンっという感じで産まれました。後日話を聞いたら実は吸引分娩をしていたとのこと。なんかあっという間の出来事でした。
なんだかモンスターのような怪獣のような、本当に本当に大きな声で、産声をあげてくれました。ひとまずみんな一安心。
赤ちゃん苦しそう!【22:31~23:30頃】
産まれたところまではよかったんですが、産まれてからちょっと赤ちゃんが苦しそうになってしまい、急遽お医者さんが1時間ほどチェックすることに。その間ちょくちょく病室見えたんですが、赤ちゃんのことは遠目からしか見えず、なんだかもどかしい感じでした
妻の手元に帰ってきた〜!初対面【23:30〜】
緊急治療が無事終わり、妻の手元に戻ってきたところでやっと私たちもお顔を見ることができました。
妻が「ちっちゃい大丈夫かな」というと看護士さんが「大丈夫です」という。このやりとりを4、5回してたのが個人的にツボだったw
もうすでに親バカかもしれませんが、生まれたてって猿みたいなもんだと思ったのに、めっちゃ目でかくて可愛らしくて、愛があふれ出ました。笑
レコーディングしているんですがみんな画面に食いつき写真を撮るw
無事に産まれて一安心
そんなこんなで無事に産まれてきてくれました。両家の家族みんなで立ち会えたことは、貴重な経験になりました。そして、産まれてきてくれたベビちゃん、とっても可愛かった。正直この時は安心した気持ちの方が強かったですが、1日経ってちょくちょく写真や動画が送られてくると、とにかく可愛すぎて、なんども見てしまいました。
オンライン立ち会いして、よかったこと
実際に行ってみて、本当によかったと思っています。もしかするとオフラインで立ち会うよりもよかったかもしれません。その理由を紹介しますっ!
①みんなでリアルタイムに応援できる
もしオフラインだったとしたら、私一人で応援することになっていたと思いますが、オンラインだったため、場所が離れていても両家共に集まり、みんなで応援することができました。
②母子ともに安心感を与えることができる
結果的にすんなり産むことができたのですが、みんなの応援が無関係だったとは思えない。多くの人に見守られていたので、オンラインとはいえ、いつも以上に安心感があったと思います。
③全員の強烈な思い出になる
生誕の瞬間、産声をあげる瞬間を見る機会はほとんどないと思います。あったとしても人生で数回限り。それを、目の当たりにできることは強烈な思い出になること間違いなしです。
④赤ちゃんの味方が増える
生誕の瞬間、産声をあげる瞬間を見てしまったら、余計に可愛く見えてきます。両家の家族がさらに味方になってくれること間違いなしです。
⑤何度でも見直せる
クラウドレコーディングをしていたので、何度でもあの感動を味わうことができます。何度も楽しめるのは魅力でしかない!産声なんども聞きましたw
⑦子に語り継げる
自分がどんな様子で産まれたのかを知っている人は少ないでしょう。これだけ文明が発展したからこその恩恵だと思います。使わない手はない。自分も出生したばかりの姿をみてみたいと思う今日この頃。
逆によくなかったことは?
・音だけしか聞こえないシーンはドキドキが増して心配になる。
→しっかり画面固定できると良いかもしれません!
・なかなか会えない。
→産んでから5日は退院できないため、直接対面できるのはまだ先です。オンライン技術が発達したからといっても、対面に勝るものはない。早く触れ合いたい〜
以上。
この2点だけネックですが、あとは概ね満足でした。
結論、オンライン出産・立ち会い、最高すぎました!
これから出産を控えるパパさんママさん、そしてその家族の皆さん。コロナで立ち会いできないと嘆いている場合ではありません。
すぐにオンライン出産・立ち会いの計画を立てましょう!一生に一度の大切な思い出になること間違いなしです!
とかいって、僕はちょっと前まではめちゃ嘆いていました。笑
いつもサポートありがとうございます! いただいたサポートは、全て、我が娘てんちゃんに還元します。そしてその体験談をnoteに共有することで、皆様に恩返しができればと思っております。 毎日楽しく育児、がんばるぞ!