どんなスイーツも一瞬でお茶味に!「煎茶蜜(煎茶シロップ)」を作ろう
少しずつ秋が近づいていますが、日中はまだ暑く、アイスティーが美味しく感じますね。体温調整が難しい今の時期も、体を冷やす効果のある煎茶は強い味方です。天気が悪い日はホットで飲んでももちろん美味しいですよね。
煎茶スイーツはなぜ少ない?
そんな煎茶ですが、抹茶やほうじ茶などと比べると「煎茶スイーツ」って少ないと思いませんか?その問題点は少なくとも2つあると考えられます。
これらの問題を解決するためには「煎茶の綺麗さを味わえる見た目」と「一口目で煎茶だとダイレクトに伝わる味」が必要なのではないでしょうか?!
そこで今回は、あらゆるスイーツを煎茶味に変える「煎茶蜜(煎茶シロップ)」を作っていきます!材料はお湯、砂糖、煎茶のみ。
もちろん番茶や烏龍茶、ブレンドティーまで、煎茶以外のお茶でも作れます!
材料3つ、3ステップで作れる煎茶蜜(煎茶シロップ)
お湯と砂糖が1:1なので、違う分量でも作りやすいです。熱湯50mlの場合は砂糖50g、ティーバッグ2個以上が目安です。
砂糖は何でも構いませんが、煎茶の色を綺麗に出すために今回は白いグラニュー糖を使いました。
簡単3ステップ
1:ポットなどに茶葉と熱湯を全て注ぎ、蓋があれば蓋をして「通常の待ち時間+1分」待ちます。TSUNAGUTOのお茶の場合は4分です。
2:鍋にお茶を移します。このとき茶葉は全て取り除いてください。お茶が温かいうちに砂糖を全量加えて混ぜます。
3:2を弱火で加熱しながら混ぜ、砂糖が全て溶け切ったら完成です。
砂糖の濃度が高いので、冷蔵庫で保存すれば1ヶ月程度は持ちます。一度に大量に作るのも、少量ずつ色んなお茶で作るのもオススメです!
▼今回使用した煎茶はこちら。
煎茶蜜、どう使う?
煎茶蜜の主な特徴は、①煎茶そのままの綺麗な色、②煎茶をダイレクトに味わえる味の濃厚さの2つ。焼き菓子などにも使えますが、まずはシンプルに黒蜜のように使ってみると、煎茶の色と味を楽しめます。
アレンジ例①:あんみつ+煎茶蜜
あんみつやみつ豆などにかけると、透き通った煎茶の色が楽しめます!まるで煎茶を飲んでいるかのような、煎茶そのものの風味が味わえます。
アレンジ例②白玉+煎茶蜜
そのまま食べるとちょっと物足りない白玉も、煎茶蜜ならしっかり甘みがつきます。透き通ったシロップなので、食材の色を損ねないのも嬉しいですね。
アレンジ例③炭酸水+煎茶蜜
もちろんドリンクにもアレンジできます。シンプルに炭酸水を注いだだけでスパークリングティー風に。
シュワシュワと炭酸が抜けていくとともに、煎茶の香りが漂います。無糖のスパークリングティーよりも味の輪郭がはっきりし、ドリンクとしての完成度も高いです。
煎茶以外のお茶シロップも!
煎茶の中でも深蒸しの煎茶を使うとより濃い緑色が出せます。今回はTSUNAGUTOのラインナップの中から、ぜひシロップにしてみてほしいオススメのお茶をご紹介します!
ウツクシ茶シロップ
ウツクシ茶は和紅茶をベースに、ルイボスやバラの花びら、スギナなどがブレンドされたお茶。
フルーティーな香りの和紅茶蜜も絶品ですが、甘酸っぱさのある後味にルイボスのまろやかさが絶妙に加わったウツクシ茶のシロップは、家でしか作れない味です。
ヌクモリ茶シロップ
ヌクモリ茶は三熟番茶をベースに、シナモンや生姜がブレンドされた、ほんのりスパイシーなお茶。ホットミルクにヌクモリ茶蜜を混ぜるだけで、優しいチャイ風ラテになります。
ガムシロップ状なので、アイスミルクにも溶けやすいですよ!
牛乳プリンやバニラアイスなどミルクベースのスイーツにかけたら、なんでもミルクティー風味に!フレンチトーストなど、パンにかけても美味しいです。
煎茶スイーツで流行を先取り?
以前作ってみたいお茶レシピを募集した際、「煎茶のプリンやアイスはどんな味になるんだろう」とコメントをいただいたのが今回のnoteのきっかけでした。
ほうじ茶スイーツが定着するまでは「お茶スイーツ=抹茶味」と言っても過言ではなく、そもそもほうじ茶ラテなどが定番化したのもここ数年のこと。この流れを考えると、数年後には煎茶スイーツがコンビニに並ぶのかもしれません!(と、中の人は数年言い続けています笑)
まずはおうちで、煎茶スイーツや煎茶アレンジドリンクを先取りしてみてはいかがでしょうか?
あんみつや白玉以外にも「あのスイーツに煎茶蜜が合いそう/かけてみた!」、「〇〇茶を蜜にしてみた!」など、ぜひコメントで教えてくださいね!
W:矢島愛子
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