防災イベントを行いました!
11月5日は津波の日です。梅田では2時間ほどで1〜3メートルの津波が到達すると考えられています。
私たちが日々過ごす校舎が地震や津波で被災したら、もし登校中に被災したらどうなるのか、どうすれば良いのか考えました。
予想する
今回は校舎と阪急大阪梅田駅の間で被災した場合を想定してその道のりを歩いてみます。
まずは梅田で被災した場合の知識をつけるためにジシン本を読んで、自分の身にも起こりそうなことを考えました。
今回はジシン本のほかにハザードマップや市民防災マニュアルなど、さまざまな資料を用意しました。用意した資料やインターネットを使って知識を得ながら被災時の困り事や危険な箇所などを予想します。
みんなの予想
ガラス張りのオフィスからガラスが落ちてくるかもしれない。
倒れた自転車で道が塞がるかも。
液状化現象って起こるのかな。
溝やマンホールは浸水したら危険
新しいビルは安全でも古いビルは危ないかも
駅から地上を通って校舎にたどり着く方法がわからない!
いざ、街へ
非常口のマークをたどりながら歩きました。
地震が起こった際には慌てず、落ち着いて地上に避難することが必要です。
慌てると群集雪崩に巻き込まれる可能性があるので注意して避難しましょう。
探しながら歩いていると案外たくさん見つけることができます。中には珍しい光景も。
歩いてみて、災害時の行動を示す案内(非常灯を除く)がほとんどないことに気がつきました。ただでさえ、迷子になりがちな梅田。普段梅田にいない人が被災したら心細いでしょうし、パニックになりかねません。地下にいた時の被災時の行動を周知する必要がありそうです。
阪急大阪梅田に到着後、地上に出て校舎へ帰ります。ガラス張りのおしゃれなビルがたくさんあり「これが割れたら死ぬな」と思いました。
地下で被災した場合、柱や壁のそばで揺れが治るのを待ち、駅のスタッフにの指示に従い地上に避難します。その後の行動は各自がそれぞれの状況に応じて目的地に向かうか、近くの避難所に行くかなどを判断する必要があります。津波の危険性があれば津波避難ビルに避難します。津波避難びるの方向の看板はほとんどなかったので事前に通学路のどこのどこに津波避難ビルがあるのか調べておく必要がありそうです。
帰宅困難
歩き終わり、意見交流したあとは先生から東日本大震災当時の帰宅困難の経験について話を伺いました。
そして各々Googleマップを使って家と学校の徒歩距離を調べました。なんと最長は40キロ近いよう。山を越え川を越え、あるいは海を越え、歩いて帰る必要があります。徒歩距離が10キロを越えると少しずつ帰宅できる人が減っていき、20キロを越えると全員が帰宅困難になります。
大阪市北区では災害時帰宅困難者支援のため事業者と提携して支援ステーションを設置しています。帰宅支援ポータルサイトで確認することができます。
お楽しみ!
最後はお楽しみのお菓子タイム!
非常時に役立つカロリーメイトや備蓄用ビスコ、アメ、乾パンなどさまざまなお菓子を持ってきてもらいました。
非常時には食べ慣れているお菓子や、カロリーの高いお菓子、甘くてリラックス出来るお菓子などが役に立ちます。
好きな味や、好きなお菓子など話して盛り上がりました!
最後に
普段は考えない地震のこと。少しでも考える機会になったのなら良いなと思っています。
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