【看護師が重症心身障がい児と関わる上で大切なこと】②足浴
重症心身障がい児の
放課後等デイサービスで働く看護師が、
①手浴②足浴についてまとめてみました。
前回は①手浴について書いています。
今回は②足浴について書きましたので、
ぜひ、最後まで読んでください!(*^^*)
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②足浴
【目的】
1.末梢の血流を改善し、全身の血行を良くし冷えの改善
2.リラックス効果を得る
3.安眠・快眠効果を得る
4.足の疲れを和らげる
5.足を清潔に保ち感染症を予防する
6.足の状態の観察と把握
【効果】
①血液循環が良くなると、老廃物の排泄がスムーズになり、浮腫の改善につながる
②全身の血流が良くなることで副交感神経が優位になり、リラックスでき、睡眠促進効果を得られる
③筋肉の疲れの軽減、疼痛の緩和
④皮膚を清潔にすることで細菌発生を未然に防ぐとともに、創傷の治癒を早められる
一例です(^^)
②足浴時
膝の下にクッションをいれて
足がつかりやすいように姿勢を整えています。
かけ湯をしてゆっくり足浴をはじめます。
お湯の準備は、
前回手浴の時にも書いたように、
お子様に合わせて、
あたたまる温度で準備します。
ポイントは、
・かけ湯をする
・足の甲が隠れるまで足をつける
・時間はおよそ5分としています
→お子様の表情や、足の観察と共に、
お湯の冷め具合なども確認しながら
時間は調整しています。
手浴・足浴、どちらも実施方法については、
介助者1人で行う方法、2人で行う方法
お子様が横になって行う方法、
座って行う方法など、
ひとりひとり方法を決め、スタッフで共有しています。
実施する時は、その時のお子様の状況に合わせて、
どれが1番最適かを考え、統一した方法で実施しています。
TSUNAGU都島では、ひとりひとりにあった方法で、
得られる効果を期待し、目的をもって
手浴・足浴を実施しています。
前回①手浴、今回の②足浴について
まとめてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます(*^^*)
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