【重症心身障がい児と関わる上で大切なこと】〜環境を整える〜
重症心身障がい児のための
放課後等デイサービスで働く看護師が、
環境を整えるために大切なことを書いてみました。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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乾燥する季節は、
手足などがカサカサ、ガサガサしてきたり、
喉の乾燥で咳が出たり、咳き込むことなどでてきたり
お子様により様々な症状が出てきます。
また、暖房などの使用でより乾燥してしまいます。
季節は春になろうとしていますが、
室内ではまだまだ乾燥傾向にあります。
実際に、事業所での湿度がどんどんさがり、
30%台になることもあります(_ _;)
加湿器の必要性を実感しました。
加湿器の準備が整ったら、
まずは湿度を40-59%にコントロールすることからはじめます。
【なぜ加湿は必要なのか?】
湿度40%以下
… 乾燥により喀痰喀出困難
… 皮膚(肌)への影響
…乾燥を好むウイルスの活発化
加湿器をうまく活用し、
足りない水分を補うことで、
肌のトラブルの予防や、
風邪の予防につなげることができます。
湿度は加湿しすぎないようにコントロールする
ことも大切です。
湿度60%以上 … ダニやカビが発生する
このように加湿器を二台使用してからは、
来所してくれているお子様の
皮膚のトラブルが悪化しないで過ごせています。
ただ、これだけでは
皮膚状態を良好に変えていくのは難しいので、
そのあたりも個別支援計画に基づき
日々のケアに盛り込んでいきたいと考えます。
看護師は環境の配慮もとても大切だなと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます(*^^*)
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