見出し画像

トラウマとその周辺

画像1

こんにちわ。
美術教育法という大学の授業で課題図書だったマヤ・ヴォイチェホフスカの『闘牛の影』をご紹介しますです。

約20年後の今読んでみました。

確か授業の中では、「トラウマ」のような心的障害は表現イメージに投影されるという流れだったと思うのですが、、、今も昔も私にとってとても暗くて痛くて恐ろしい話。だから最後のまとめも全然印象にないんですね。話を忘れてる。

でも、これ、今冷静に読むと話し自体は自分の人生は自分で決める。自分の運命みたいなものも自分で決める。トラウマかどうかも自分で決める、みたいな感じに読める、、、、、
「自分で決める」はきっと何かを自分自身で描くことをも指しているんだろうなと思うんだけど、そう考えていると実はいろんなところにそういう絵本や映画もあるんだなと思えてきました。

そこで思い出した絵本と映画のリンクを、、、、、
『こぐまくんのハーモニカ』
トラウマのようなものの中から自分を見つけるお話。
自分を見つけることは逃げ出すことでも戦うことでもないんだなぁしかもトラウマの中から生まれてる!

『グリンチ』
2018年のイルミネーションの作った方。
原作より意地悪やトラウマを引きずってないのでもしかして評価低い?とか思うけど、私はこちらのグリンチを作ったイルミネーションはすごいと思ったです。勇気ある。改悪とかじゃないと思う。意地悪グリンチのハートはちょっとでかくなるくらいで感動なんじゃないかと思うけどwそうはさせなかった。これはすげーグリンチも作り手も勇気だと思う。
ハートでかくするのは勇気がいるんだ。

そう思って改めてみてみると、 
こういう絵本や映画は大人向けなのかもしれませんね、、、、、
ふと、『かならず成功する読みきかせの本』 の赤木かん子のセリフを思い出すのです。「自分の読みたい本を読んじゃ絶対ダメです」というあれ。

しかし、
「ヨミキカセ」っていつから「ヨミキカセ」って定着したんだろ。
なんか「聞かせ」が「言い聞かせる」みたいなのに近くてどうも座りが悪い。


いいなと思ったら応援しよう!